尊敬できる親友(2018.3.3)-Vol.18-

ミヤコというおばあちゃんがいます。
みんなに「みやちゃん」と呼ばれています。
もちろんスタッフにも。

おばあちゃんに聴いてみました。

「ねえ、聴きたいことがあるのだけど」
「なにさ〜」
「みやちゃんは、私達にみやちゃんって呼ばれて嫌じゃない？」
「なしてさ〜。
私は生まれた時からみやちゃんだもの。
なんも嫌じゃないよ〜。
名前で呼ばれるのは当然でしょう」

おばあちゃんは「この人、おかしなこと聴くのね〜」くらいの反応・・・。

お年寄りを名前で呼ぶことは
相手を目上の人として尊重していないと評価する人もいるので、
本人がどう感じているのか実際に聴いてみたのです。

私たちは、日々のかかわりの中で、たくさんの話を伺います。
どれだけ大変な人生を送ってこられたのか、という話も多いです。
そんなとき、沢山の苦難を乗り越えての今なんだなあ、と心から尊敬します。

歳が離れていても、おたがいサロンで一緒に過ごすうちに、
友情が芽生え親友になります。
尊敬できる方に親友になってもらえることは、とても嬉しいことです。

親友として、おたがいに悩みを相談したり、頼みごとをしたりの「おたがいさま」
そうやって人と人をさりげなくではあるけれど、
意識的につないでいくことも私たちの仕事の専門性なのだと思います。
（藤田）

今日のまとめ：
☆人間関係は時間をかけて紡(つむ)ぐもの
☆お年寄りりはたくさんの苦労を乗り越えての今を生きている人生の大先輩
☆日々のかかわりの積み重ねの中で尊敬が生まれ、友情が芽生える
☆人と人とをさりげなく、でも意識的につなぐことは私たちが大事にしている専門性

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