「春休みだよ!ちょっとおかしな子ども食堂2018」開催のお知らせ~お年寄りが可愛い(2018.3.8)-Vol.23-

「春休みだよ!ちょっとおかしな子ども食堂2018」開催のお知らせ~お年寄りが可愛い(2018.3.8)-Vol.23-

おたがいサロンを拠点として、
地域のひとの繋がりをつくりたい!
いつでも誰でも気軽に訪れる場所を目指したい!

そんな思いから、子ども食堂を初めて開催したのは、
昨年(平成29年)9月18日のこと。

台風による悪天候の中、
地域の人たちが集まってくれた。

高齢者住宅に入居しているおばあちゃんのご家族からは
もち米を寄付していただき餅つき大会
特性よもぎ大福まで作ってくれました。
とても美味しく感動!!

お昼のメニューは、
カレーライスとコンソメスープ、
かぼちゃとりんごのゼリーと盛りだくさん。

調理は職員とボランティアさん。
さらに、農家さんからいただいた
沢山のとうきびを茹でた。
子どもたちは、
室工大と日鋼看護学校の学生ボランティアさん
(=子どもの居場所をつくる会マタイのメンバー)と一緒に、
本を読んだり、もちつきしたり、お友達と遊んだり、
おしゃべりしたり、皆それぞれ楽しい時間を過ごすことができた。

子ども食堂開催前、近隣の各学校にご挨拶に伺うと、
校長先生が長期休暇中に体重が減ってしまう児童がいることを
とても心配しているという話を伺った。
冬休みはできるだけ毎日開催してみようと決心する。

中小企業にも協力を求め、
子ども食堂の協賛を依頼した。

お年寄りの方々から
「どうせ時間があるのだから、協力しますよ」
と暖かいお言葉。

お年寄りと一緒に内職ボランティアもさせていただいた。

はがきのラベルシール貼り、
パンフレットの袋詰、
ふろしきをたたむことなど簡単な作業を行うことで、
お年寄りにとっても指先のいいリハビリになった。

お年寄りの方々の
「子どもたちの役に立ちたい」という気持ちが暖かい。

他の中小企業さんからは
牛乳やジュース、お野菜もいただいた。

いよいよ冬休みの子供食堂。
昨年末(2017年)の12月25日~29日、
1月4日から15日の日程で開催。

15日は認知症カフェのイベントと絡めて餅つき大会!!

冬場の悪天候ではあったが、
1日平均3名〜5名の児童が来てくれた。
デイサービスのお年寄りとふれあい、
食事をして、お風呂に入って一緒に過ごした。

餅つき大会の日はなんと総勢40名の参加でとても賑わった。

子ども食堂を手探りの状態ではじめたので、
苦労したことも当然ある。

お金がないので、人手が足りない中職員が休みを削り、
節約しながら食事の準備をした。
だが、いざ子どもが来ると
「お魚は食べない」「あれは、きらいだ」
好き嫌いがあり、がっかりすることもしばしばだったが、
それでも、みんなが笑顔で楽しい時間を過ごしているのを見ると
そんな落胆も吹き飛ぶ。

お風呂の準備、入浴、後片付けなどなど
いつも以上に業務が増えることになる。

しかしみんなで快く子どもたちを受け入れようと一丸になって奮起した。
楽しい時間になるようにと、あれこれ工夫した。

最初のうちは、子どもたちとお年寄りの間を取り持つのに苦労した。
初めて来る子どもたちが何に興味があるのかわからない。
お年寄りとどう声をかけたらいいのか戸惑っている子どもたち。
習字や工作をしたり、
ちょっとしたお手伝いをしてもらったり。
試行錯誤の毎日だった。

苦労も多かった。だが、得られたものの方が多かったと思う。
お年寄りにとって、児童の存在は元気の源。

不思議なことなのだが、
そこにただいるというだけで
空気が変わり、パッと明るくなる。

最も嬉しかったことのひとつ、
はじめて来てくれた子の何気ない一言。
ここに来て、初めてお年寄りが可愛いと思った
内心、ニタニタしてしまう。
普段、お年寄りとかかわる機会なんてない子どもたち。
この他愛のない一言に、どれだけ勇気づけられたことだろう。
それだけで充分満足、やってよかったと思えるから不思議だ。

今後の目標は、
週1回、定期的に開催すること。
地域の繋がりの場として環境を整えていきたい。

とはいえ、人手が足りない。
もっとお金があったら。
普段の通常業務だけでも手一杯なのに。
ついついそんなことを考え、弱気になってしまう。

でも、ないならないなりのやり方があるはずだ。
必要なものは、きっと与えられるから、心配しないでいい。
へたな背伸びをすることなく、
等身大で、できることを誠実に積み上げていこう。

そんなに苦労してまで、なぜやるの?
と聞かれることもしばしば。

子ども食堂をやりたいと思った原点。
それは、子ども食堂を通して
地域の皆が仲良くなればいいなと思うから。

子ども食堂とはいっても、来てもらいたいのは、子どもたちだけじゃない。
仕事や家事や子育てに追われ、悩みを抱え込んでるママさんたち。
一人孤独に生活している年配の方々。
誰にもいえない悩みを人知れず抱え、
孤独に打ちひしがれそうになっている方々。
暇をもてあましてる学生さんたち(ボランティア大歓迎です!笑)
「おっ、なんか面白そうなことやってるな」と、気になっているご近所さん。

地域すべての人たちが自由に集える場所になればよいと思う。

食事を共にする開かれた交わりの場、
いろんな人がいてもいい、
誰かが誰かを一方的に支えるのではなく、おたがいに支え合える「おたがいさま」な場、
おたがいを受け入れあえる場。

障害があってもなくても、
小さい子どもたちから大人、そしてご高齢の方々まで、

地域で「共」に「生」活する仲間たちが気楽に集まれる場

おたがいサロンは普通のデイサービスとは違う
「共生型」といわれるデイサービス。
だから、地域「すべての人」が集まれる場という理念とも合致する。

さあ、次回は春休みに開催!!
■2018年3月26日(月)~4月6日(金)
[4/1(日)はお休み] ■開催時間:11時〜14時
■ボランティアさん募集中/食材提供大歓迎
■昼食:高校生まで無料(大人500円)
希望児童は入浴可能(楽しいよ!)


「この日なら、ちょっとだけお手伝いできるよ!」とか
「子ども食堂には顔出せないけど、実家が農家だから野菜もってってあげるよ」とか
「おれ、高校のPTAやってるから、高校生にボランティアやらないかって声かけようか」とか
「事前準備で何かやれることあれば。。。」とか
もろもろ大歓迎!

カウントダウンはすでに始まっている。
子どもたちの元気な姿を見られるのが
今からとても楽しみだ。
(かわっち・つるっち!?)

おたがいサロンでは、正社員/パートを募集してます。
子育て中の方は、とても働きやすいと思います(お子さん連れでの勤務okとか・・・)

共生型デイサービス「おたがいサロン」(室蘭市白鳥台)には

◎「やりたい」に挑戦できるワクワクする自由がある
◎子どもからお年寄りまで誰でも安心して自分の個性を表現できる場所
◎生きる喜びを分かち合える仲間ができる
日常のあれこれ(スタッフ ブログ毎日更新中)

■■ Coming Soon (詳細は、近々このHPでお知らせいたします) ■■

◎次回の「おたがいカフェ」(おたがいサロンの喫茶店)

遺族と故人をつなぐおくりびと

認知症カフェイベント:3月12日(月)(13:30~)
遺族と故人をつなぐおくりびと
~故人をやすらかにお送りするために~
」と題し
納棺師の瀧澤美恵子さん(沙羅 メモリアルアシスト)を講師としてお招きします。

おから de 味噌作りチャレンジ

好評につきまたやります
3/24(土)「おたがいカフェ」(13:30~15:30)
前回2/29(月)に開催した↓

とても好評だったので、またやります!
㈳豆腐マイスター協会おから味噌インストラクターの
小塩良志子さん(株式会社アオキ 代表取締役)
を再び講師としてお招きします
みなさま、気軽にお立ち寄りください。
詳細は近日中にupします。
前回の様子はこちら↓

介護や子育てなど、お悩みごとがあればいつでもお気軽にご相談ください
お問い合わせ(AM8:30 ~ PM5:30)
電話:0143-50-3890
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