仕事は人生の一部
今年も半分が過ぎ去りましたね。身の回りのことに夢中になっていると、時の流れを感じられなくなっている自分に気が付きます。時々、自然に触れ、季節を感じ、今、生きていることに感謝する時間を持つように意識しています。
7月は私自身の誕生月でした。親友が心のこもったお祝いをしてくれて、友人に恵まれていることを実感する時でもありました。私は38歳の時に看護学校の教員を退職し、おたがいサロンを立ち上げあっという間に16年目に突入です。まるで、仕事が人生、人生は仕事のように、無我夢中で寝る暇も惜しんで働いていました。起業して10年が経った頃、夢に見ていた理想の形、誰でも利用できる共生型のデイサービスが実現し、さぞかし私は満足しただろうと皆さん思いますよね。
残念ながら、私の心は満たされることなく、深い罪悪感に苛まれていました。周囲の人から北海道で1番最初に共生型を実施したことにたいする称賛をいただく度に、罪悪感が深くなりました。そして、未来を見失った時期があります。
そこから、仕事に染まっている自分ではなく、私自身は一体何者なのかを探りました。とことん自分を感じ、自分と向き合い、自分を取り戻すよう苦しみました。感情を感じることを忘れてしまっていたので、心を動かし、心を感じることを意識して過ごすようにしました。
今は、自分の喜怒哀楽すべての感情が愛すべき自分らしさだと感じられます。
仕事は人生の一部でしかありません。人生は私自身。私として自分として生きることが土台にあり、そして仕事がある。
私達、対人支援をする者は、自分らしく生きることを支援しています。人を優先し、自分をなくしてしまう傾向にあります。だからこそ、働くスタッフは自分らしく生きる、自分を生きることを意識して優先してほしいし、それが可能な職場を一緒に創ってほしいと願っています。
自分は何がしたいのか、どう在りたいのか。
やりたかったことをやりましょう。
仕事は人生の一部。 あなたの人生の主役はあなた自身です。
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