共生型デイサービスこれからの願い

共生型デイサービスこれからの願い

由希が運営するおたがいサロンとゴチャマーゼは、お年寄り、子どもたち、障がいのある人たち、そして私たち職員の協働の場です。職員が利用者を一方的に支援する場ではなく、私たち職員と利用者との協働によって、人とのつながりを感じながら、共に生きる、共生の場です。

ここには、いろいろな人がいて、ひとりひとりがオリジナルなユニークな考え方をしていて、生き方もいろいろ。だから、時には誰かとぶつかるかもしれないし、時には誰かと心が溶け合うような深い共感がうまれることもあります。
私たちは ー利用者も職員もー、ここで、泣いたり笑ったり、怒鳴ったり、びっくりしたり、喧嘩したり、肩を抱き合って喜びあったり、我を忘れて飛び跳ねたり、自分の不甲斐なさに落ち込んだり、褒められて有頂天になったり、羽目を外して転んだり、いろいろな体験をするでしょう。

そういう時間を過ごす中で、誰もがゆっくりと自分の中にある本当の願いに気づき、自分の、そして誰かの本当の願いを一緒にかなえる経験を重ねることができます。利用者であれ職員であれ、一人一人が持っているささやかな、時には無謀かもしれないその願いを一緒にかなえる経験をすることで、共生とはー共に生きるとはー、結局誰かと一緒に誰かの願いをかなえることなのだと理解できるようになります。

だから、ここで育つ子供たちは、自分の願いを大切にする勇気を持ち、自分の可能性に目を開くことができます。自分の人生に希望を感じながら未来へと向かうことができる。自分のあるいは誰かの願いをかなえながら共に生きている私たち大人の背中を子供たちは見つめています。子供たちの希望を育てるのは私たち自身なのです。


ここで働く人たちもまたー職員も就労支援メンバーもー、安全と安心を感じながら自分らしい働き方ができ、働くことを通して他者や社会とのつながりを実感し、孤独や孤立から離れて信頼できる仲間と出会い、自分の能力を伸ばし、人格を成熟させることができます。


どんな人でも受け入れる開かれた場所であること、つまり社会的包摂を実践する場をつくるために、由希は存在しています。

この開かれた場所だからこそ、これまでも、私たちはたくさんの人と出会い、その出会いに支えられてきました。今も、本当に多くの人に支えられ、助けられています。

そして、これからもますます多くの皆さんに支えていただくことができるように、「どんな人でも受け入れる開かれた場所」であり続けることは、欠くことのできない私たちのアイデンティティです。

職員の皆さんは、どうか自分の本当の願いを見つけ、その願いをかなえることに躊躇しないでください。同時に、共に働く仲間の本当の願いにも耳を傾け、その願いをかなえるためにお互いを支え合うこと、仲間と共に生きることに心を向けてください。ここで働く一人一人は「共に生きる」社会を実現させる当事者だから、みなさんの共に生きる力が、会社の成長の原動力でもあります。

私たちの「受け入れる力=社会的包摂の力」をさらに大きな力にしていくこと。

私たちひとりひとりの共に生きる力をさらに高め、この地域で社会的包摂を進化させたい。北海道で最初に共生型サービスを始めた私たちは、この共生の場をもっと大きく、もっと広く、もっと多様な人が集まる場にしていくことができます。それが、私たちが今ここに存在する意味でもあります。

私たちは、今も
引きこもりになりかけた大学生が社会とのつながりを取り戻す機会
学校や行政と連携しながら育児放棄状態の子供たちの生活支援
虐待が疑われる子供たちには安全な居場所
人生の最後を家族とともに過ごせる場
保護者の拘束で社会と隔離されていた成人の社会復帰の場
など孤立しがちな人々に社会とのつながりができる場を提供しています。こうした実践ができるこの共生の場を、もっと大きく、もっと広く、もっと多様な人が集える場にするために力を出し合い、地域で共に生きることの喜びや楽しさを伝えていきましょう。

いろいろな人がいて、いろいろな考え方、生き方があって、人は体験を重ねて泣いたり笑ったり、感情を表現しあって、人は自分自身の願いに気づき、叶えようとしています。
その空気感に子どもたちが触れることにより、身近な大人が知らず知らずに身に着けてきた狭い価値観の世界だけに囚われるのではなく、自分の願いを大切にする勇気を持てたり、可能性を広げられる自由を感じたり、人生に希望を持てる場でありたいのです。
今の多様な世の中を生きる人のライフラインとして、
お年寄り、子どもたち、障がいのある人たち、そして働く私たちの協働で、この場の受け入れ力を拡大し続け、多様性のある人たちと、共に生きる場として、存在していることが私たちの使命です。

共生型デイサービスを実践してきた私たちのこれからの願いと希望

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