ケアマネ業務と経営業務(2018.3.4)-Vol.19-
ケアマネとして担当させていただいている90代一人暮らしのおじいちゃん。
今年の冬は寒いうえに雪も多くて外出できない。
ある日、突然電話が通じなくなり緊急訪問。
電話代の支払い忘れ
NTTとの交渉手続きに丸々半日を要してやっと開通。
安堵して事務所に戻ると、
今度は一人暮らしのおばあちゃん。
うち(おたがいサロン)ではなく他のデイサービスで
昼食中に倒れてしまい救急搬送されたと連絡が入る。
急いで病院に駆けつけた。
検査の結果、異常はない。
元気になったので帰宅しても良いと言われる。
車で2時間以上離れた遠方にいるご家族が到着するまでの間、
おばあちゃんに付き添い一緒に待つことに。
そうこうしてる間に午後半日終わってしまった。
その日の予定はすべて延期。
なんだか疲れたけれど、
電話が通じて安心した時のおじいちゃんの笑顔や、
家族と再会した時のおばあちゃんのとびきりの笑顔。
そんな笑顔を見せられると、疲れもふきとぶ。
本当に良かったと、ほっとする。
ところがその後、事務所に帰ってみると、
ご家族からのクレームが待っていた。
いろいろな食い違いがあり、誤解が生じたようで落ち込む。
でも正直に言っていただけるのはとても有り難い。
自分自身のいたらなかった点、反省すべき点をしっかり見直し、
気を引き締めて誠実に取り組もう。
自分自身の未熟さと向き合おう。
よりよい仕事ができるようにと、
チャンスを与えられたのだと考えよう。
家族も一緒に楽しめることを創り上げよう。
利用者さんと家族のケアのこと、
そして一緒に支えてくださる他の事業所さんとの連携のこと、
そしておたがいサロンで一緒に働いてくれている職員のこと。
いろんなことを考えていたら、頭がぐるぐるしてきちゃう。
そんな時はゆうこさんに会いに行く
「私は私、清く、正しく、美しく、ね。神様は見ていてくださるから」
とびきりの笑顔と、優しい愛情で包み込んでくれる。
どんなに辛いことがあっても、得られたものを見つめると、
失ったものは何もないことに気づく。
失ったと思っていても、
それが自分の成長に必要だったりすることだってたくさんある。
くじけそうになって、眠れない夜も数え切れないほどあったけど、
得られたものや与えられているものを見つけながら、
なんとかこれまで乗り越えられた。
失うものは何もないと思えば、なんでも乗り越えられるはずだけど
「あ〜、この先もやっていけるかな〜」と、気力、体力ともに自信がなくなり、
弱気になることも多い今日この頃。
(藤田)
今日のまとめ:
☆つらいことがあっても、多くのものを失ったように見えても、それらは自分にとって必要な成長の糧
☆失ったものにではなく、今与えられてるものに目を向けよう
☆ピンチをチャンスと捉えよう
☆背伸びをしないで、等身大の自分と向き合おう
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