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otagai-salonの記事一覧( 60 )

家族の支援
家族に負担をかけたくないという思いがあるお婆ちゃんが話してくれました。 「こんな婆さんの話なんか、家族は嫌がるから家では黙っているのが一番。無言の情。」 家では無口なお婆ちゃんのふりをして、デイサービスではお笑い芸人顔負けのジョークを飛ばし、おしゃべりをしてストレス発散をしています。通い始めた最初の頃は、家族の不満、近...
人を信じる
人の成長には、経験の積み重ねから学ぶことがあり、失敗しないように、なんでも手を差し伸べることが優しさではないのです。失敗して苦しさ、悲しみ、悔しさ、辛さを自分の糧にして前進する力は誰でも持っていると思います。せっかく経験しようとしているのに、邪魔をしては学びになりません。でも人は自分が弱いからつい手を出してしまいがちで...
自由な環境
おたがいサロンでは、利用する人たちができるだけ自由に、その人らしく過ごせるような環境にしたいと思っています。それは放任の自由ではなく、沢山のことを経験して、いろんな感情を感じ表現する自由です。何をしたいのか自分で自分を律し、自分の居場所を創り、自分の役割を発見し行動するのです。 他人同士が、数時間同じ空間で過ごし、スタ...
その人らしく心を動かす
感情の感じ方、表現の仕方は人それぞれ。その人らしさがあります。子供たちもお年寄りも感情を感じて泣いたり、怒ったり、笑ったり。その人らしくリラックスして自然に自分を表現している時は、見ている私もなんだかとても嬉しいのです。自分の感情を素直に表現してくれることが、今この時間を生きて楽しんでくれているような気がして、この上な...
孤独の緩和
嬉しい時、悲しい時、その感情を共有し分かち合う人が誰もいないのは、本当に寂しいものです。嬉しいこと楽しいことは誰かに話したくなり、聴いてくれた人が一緒に喜んでくれると、その喜びは倍以上に膨らみます。悲しい時苦しい時には、信頼できる、心を許せる人に打ち明けるだけで、苦しさは半減されます。ひとりぼっちで辛く寂しい時、「傍に...
お年寄りと児童は仲良し
看護学校の実習生がサロンでの実習を終えて話すことがあります。 障がいがある児童にどのように接すると良いのか戸惑う事もあったけれど、お年寄りが自然に接しているのを見て、自分自身が構えすぎていた事に気づかされた。意識しないで、普通に自然に関わっても良いのだと感じた。 学校が終わりサロンに子供たちが到着すると「ただいまー こ...
介護職の専門性
株式会社 由希(ゆうき)の由来は、自由に希望を持って行動しようという意味です。共生型は高齢者、障がい者、児童など別々の法律が関係します。法律に縛られるのではなく、法律は使うもので、利用者のために上手に活用して、地域に合った形で自由にやりたいという思いがありました。そして、施設内でもお年寄りと児童がなるべく自由に過ごせる...
道を創る
いよいよ会社を立ち上てから9年目に突入です。例のない共生型施設を創ることは日々精一杯の毎日で、後ろを振り向く余裕も無く、ひたすら今を見つめ前を向き進んで来ました。制度に振り回されないように手探りしながら、一つひとつを創り上げてきました。おたがいサロンにとって大切なことは、職員が仕事を楽しめて、自分から自己研鑽に意欲的に...
居宅介護支援事業所 開設
平成28年12月1日、居宅介護支援事業所 おたがいサロン を開設しました。介護保険事業所が同一法人に居宅介護支援事業所を持たずに事業展開することは大変なことでした。これまで居宅介護支援事業所を持たなかった理由は、通所介護を他法人のケアマネジャーに評価されることで、ケアの質の向上を目指したいと考えていました。お陰様で他の...
支え合いの存在
お年寄りと子どもたちはお互いに支え合っています。 それぞれの優しさで繋がっています。 この空間で仕事ができることが、とても幸せだと感じています。 そして皆、帰る家があり、迎えてくれる家族があります。 家族の皆さんも幸せであったら良いなあと願っています。
北海道での共生型施設は町の保健室
おたがいサロンのデイサービスは、赤ちゃんからお年寄りまで必要な人は誰でも利用できるのが理想の形です。行政の理解、法律の改正、経営の継続、人出不足など、様々な影響を受けながら、現在は高齢者のデイサービスと障害のある児童のデイサービスを一体的に実施しています。 広い北海道は共生型の施設が合理的で、経済的にも人的資源確保のた...
いろんな人がいて当たり前
おたがいサロンを選んでこられた人は、可能な限りできるだけ、誰でも受け入れるのが基本方針でこれまで実施しています。それはデイサービス、サ付住宅どちらにおいてもその方針です。デイサービスは長くこの形で運営しているので、子どもからお年寄りまで大家族のように過ごし、利用者さん同志が仲が良く、お互いのことを理解しようと友好的です...
デイサービスでの効果
お年寄りが、知らない人ばかりの新しい環境に飛び込むことは、とても勇気がいることだと思います。サロンを新しく利用される人の中には、1・2回利用してなじめないと判断され、辞められる人もいます。自分に合う場所を選んで利用できる制度なのでとても良いことだと思っています。 利用者の様子をみていると、デイサービスを利用し始めてから...
お爺ちゃんのプライド
お爺ちゃんの利用者はとても少ないです。お婆ちゃん:お爺ちゃんは9:1くらいです。お婆ちゃんのほうが長生きであることも理由かもしれませんが、お爺ちゃんはデイサービスを嫌がる人が多くいます。デイサービスに来ても1人でポツンと過ごし、でも本当は寂しいと感じている様子なのです。 婆さんたちとは話が合わない 人と関わりたくない ...
お年寄りへの思い
おたがいサロンは代表者の自宅から始まりました。我が家へお招きするお客様として受け入れ、家族のように過ごす空間でした。大切な家族をお預かりするので、とても責任重大に感じ、緊張の毎日です。それは今でも変わりません。でもしかし、○○様などとはお呼びしていません。本人が嫌がらなければできるだけ、苗字ではなくお名前で呼んでいます...
子供たちの可能性
おたがいサロンを始めたころ、認可外保育を実施し、障がいの有無に関係なく子どもを受け入れていました。障がいがあるとか無いとかはあまり関係なく、子どもは皆、家族にとって社会にとって大切な子どもです。ただ、社会では障がいがあると生きづらいのは事実だと思います。そのために専門の施設や社会的支援があり、利用される方の負担が減るの...