専門職の大切な役割~病は気から(藤田)(2018.5.5)-Vol.82-
ゆうこさんが針を持って縫い物に挑戦しています。
96歳なので、おそらく視力は低下しているでしょう。
字を書くときも片目をつぶって見えずらそうにすることがあります。
聴力も低下していると思います。
おしゃべりしているといつも聴き間違いをしながらも相槌をしてくれます。
認知症が進行すると、視力検査、聴力検査ができません。
聞こえているのか、見えているのか、それとも認知症によるものなのかは生活の様子を見て予測判断します。具合が悪い、困っているということを自分で認識して助けを求めることができないので、私たち専門職員が生活の様子を丁寧に観察して、必要な時にそっとさりげなく支えます。
ゆうこさんが時々体調を壊し、発熱すると皆で心配しますが、ご飯をもりもり食べて、一晩寝ると元気回復していつもと変わらないゆうこさんになります。
熱が出たことや風邪をひいたことも忘れてしまうので、いつものように活動します。周囲の私達は水分摂取など注意深く見守り、支えますが、ゆうこさんはいつもと変わりません。病は気からって本当なんだなあと感じます。
自分で体調の変化を伝えられない人たちを支援しているので、私達の観察力は研ぎ澄まされて行きます。「いつもとちょっと違うな?」という些細なサインを見逃さず、それでも自由な環境を壊さずに優しく見守っています。
(藤田)
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おたがいサロンでは、正社員/パートを募集してます。
子育て中の方は、とても働きやすいと思います(お子さん連れでの勤務okとか・・・)
共生型デイサービス「おたがいサロン」(室蘭市白鳥台)には
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「白鳥台の高台レストランxちょっとおかしな子ども食堂2018」(3/26~4/6)
関わってくださったおひとりびとりのおかげで、全日程を無事終えることができました。
ご協力いただいた方々、来店くださった方々ありがとうございます!
イベント報告は、ちょっとずつこれからupしていきます。
■2018年3月26日(月)~4月6日(金)[ 4/1(日)はお休み] ■開催時間:11時〜14時(準備10時~)
「子ども食堂」というより、「期間限定レストラン」なノリ
誰でも出入り自由!! ワンコインで「あんなものや、こんなものが食べれちゃう」
普通のOLさん、サラリーマンなどなど、一般の方も気軽にご来場いただけます。
無料ヨガ教室、プラバンアート工作、出汁ソムリエによる出汁講座(物販あり)
ふらっとランチだけでも食べにいらして下さい。
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