ゴチャマーゼ活動のはじまり
昨年の春、どうしてもどうしても、石川県の佛子園 理事長 雄谷良成さんに会いたくて
会って、共生の街づくりのヒントを見つけたくて、知人に無理を承知で雄谷さんを紹介していただきました。
面会と講演の依頼を快く引き受けてくださって、石川県に突撃訪問。
1時間の面会時間をいただきました。最前線で活躍されている人に会うと、同じ空間にいるだけでビリビリとした凄みのあるエネルギーを感じます。言葉一つ一つに説得力があり、一言一言を聞き逃さないようにするので精一杯でした。
その雄谷さんの講演会を開催するにあたり、医療法人倭会の理事長 荻野秀二先生に実行委員長をお願いしました。荻野先生も、1人で病院を立ち上げ、多くの介護施設、社会福祉法人を運営し、ご自分の志を形にしています。
荻野先生は経営者の知人が紹介してくださり、親しくさせていただいています。
ある日、荻野先生の法人が所有するビルの5階で何か事業を考えていることを伺いました。共生の街づくりをしたかった私は、図々しく自分の事業案をみていただき、できれば荻野先生の法人で実現してもらいたいと思っていました。
でも、荻野先生は私が自分の思いを自分で実現するチャンスを作ってくれたのです。5階のフロアーを同じ介護事業をしている私の法人に貸してくださり、事業を行うことを応援してくれました。偶然にもそのタイミングで雄谷さんの講演会も開催されました。
その厚意に甘えてゴチャマーゼがあります。
民泊の運営は始まると同時にコロナウイルスの流行で残念ながら中止。
今は、小さなデイサービスを始める準備をしています。5階を介護福祉施設として使用するために、専用の避難器具が必要で、その設置が完了したところです。6月にはデイサービスを開始できそうです。
施設の用途変更、避難器具の設置、もろもろ、いろいろ、多くの人の助けられて少しずつゴチャマーゼが創られています。たくさんの人の思いが詰まった場所を大切に育みます。
コロナウイルスで今までの繋がりが分断され、リモートでの仕事が可能になると、人は住みやすい地域での生活を選ぶでしょう。室蘭は医療が揃っていて、健康面ではとても安心できます。そして分断されたこそ感じる人との繋がりの大切さがあります。
地域の人と人がゆるい、温かい繋がりで支え合えるごちゃまぜの街。
その拠点となるように、準備が進んでいます。
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