90年前の昔話を熱く語るおばあちゃん。 おばあちゃんは自分の経験を人に伝えて、人の役に立つかもしれないと思っているかもしれません。 何度も繰り返される同じ話を、熱心に聴いてくれるおじいちゃん。おじいちゃんは、年上のおばあちゃんを尊敬して、同じ話でも真剣に聴いてくれているのかもしれません。 おたがいの優しさが感じられて、...
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大学生アルバイトの若い男性とオセロを楽しむおばあちゃん。 いつもならば、すぐにトイレに行きたくなって、スタッフに声をかけているのに、オセロに夢中でトイレのことは忘れています。 おじいちゃんは、おばあちゃんが負けないようにサポートします。 若い男性の存在は、おばあちゃんを若返らせる魔法使いのようです。 (藤田) 正社員/...
デイサービスに通いだして間もないお年寄りは、まだ自由に過ごす環境になれていません。 1人で座り、皆の様子を見ています。手持ち無沙汰な様子を感じたスタッフは、そっと隣に座り、話しかけます。 今何を感じ、考えているのだろう。何がしたいのだろう。 さりげない会話から、お年寄りの思いを引き出し寄り添います。そして一緒に出来るこ...
ゆうこさんのお風呂上がりに、水分補給。 スタッフが優しく声をかけながら、コップを口に近づけ水分補給をお手伝い。 遠目で見ている他の利用者さんは、優しい笑顔で見つめています。 その優しい思いやりの気持ちで見守るだけで、人の行動を応援していることになり、人を支えていることになります。 私たちは利用者さんの優しさで沢山支えて...
かぼちゃをいただいたので、おばあちゃんも、子どもたちと一緒にかぼちゃのお団子づくり。美味しくて甘いかぼちゃに、更に皆の愛情が入っておいしくなるはず。 デイサービスの利用者さんに協力をいただきながら、いろいろなリスクを考えながら、皆をまとめて作業を行うことは、目に見えない大変さがあります。 予定されていたスケジュールでは...
記憶ゲームに挑戦。 しばらく眺めたあと、裏返し。 「さあ、何が書いてあった?」 「青で書いてあったのは何?」 自分の記憶を頼りに、真剣に悩み答えるおばあちゃんたち。 だがしかし、おたがいサロンは誰もが自由に行動する。 あっちもこっちも自由にしているので、スタッフが皆をまとめるのは至難の技。 スタッフは大きな声を張り上げ...
おたがいサロンのスタッフは、人を変えたいとは思っていません。今、眼の前の人が感じている感情を大切にしたいと思っています。 人の感情も自分の感情も大切にしていると、自分が変わっていきます。自分が変わると周囲の人も変わります。変化の伝染。 皆が自分の変化を楽しんでいるのです。 すると、怒っても、泣いてもいいのだ、というなん...
今年度の看護学校の実習受け入れが、そろそろ終わろうとしています。 毎回、3~4人のメンバーで2日間。看護学校3年生の全員がおたがいサロンのデイサービスを体験します。お年寄りや児童と関わり、現場のスタッフの対応を見て学び、そして自分を見つめこれからの参考にします。 実習では、お年寄りが参加できるレクレーションを考えてくれ...
デイサービスを利用しているおばあちゃんのご家族から栗をいただきました。 スタッフは皆で季節の味覚を感じられ、しかも一緒に料理を楽しめる方法を考えます。 今日は、栗の入ったホットケーキ。 子どもたちが包丁を握り、栗を小さく刻みます。 危なっかしくて、つい手を出したくなるのですが、そこはじっと我慢。 それよりも、楽しそうに...
1人でおもむろに事務所にやってきたゆうこさん。 「すいませ〜ん。大変お待たせして、ごめんなさいね〜」 デスクワークをしていたスタッフに、笑顔で声をかけてくれます。 「お待たせしてごめんなさいね??」 とくに待っていませんでしたが(笑) 「いえいえ、わざわざありがとうございます」 笑顔で返答します。 自分がどんな人であり...