ひとりぼっちって寂しい。 私は、何もしていないのに、なぜだか人が離れていく。 私は仲良くしたいのに。 きっと認知症の方は そんな窮地に追い込まれるのかもしれない 一人でなんとか頑張らないと、と。 そのカチカチになった心に寄り添い、温めて、 冷たい雪を少しずつ溶かす。 もともと心の中に咲いていた優しさが表に出た時、 本当...
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何やら二人で談笑中。 ゆうこさんが一方的に話しかけている。 みつこさんはわからないけど笑顔で聞いている。 気持ちは通じ合っている様子。 人との交流って、それだけで充分な時もある。 感情の共有ができることで心が暖かくなる。 どんな反応であっても、それはその人らしさの表現。 私たちは、お年寄りが人と関わろうとする気持ちと行...
世の中社長は偉い、社長の指示は絶対、なんて偏見がある。 社長の役割は、教育と職場の環境作り、判断、決断。 偉いことは何もない。 私は何もわからない世間知らずなので、 何か決めなくては行けない時に、 スタッフに「どう思う〜?」「普通はどうなの〜?」 なんて質問して歩く。 その情報をもとに判断していることが多い。 職員頼み...
おたがいサロン職員のもっとも優先される仕事のひとつ それは、利用者さんとの「おしゃべり」 「おしゃべり」は人を元気にする「魔法のくすり」 まだ、サロンの雰囲気に慣れていないお年寄り 自分の居場所をつくるまで、やや緊張して過ごす。 特に、認知症の方は、「自分が時々忘れている」とか 「できていたことができなくなっている」と...
看護師として、人の最期に立ち会う経験をしてきた。 何十年も頑張って生きてきたお年寄りの最期。 尊敬と敬意を持ってお看取りをしたい。 治療による苦痛が大きくて、 自由がなくなり、自分を見失った状態になるのではなく、 人生の最期を自然に迎えられる環境を整えたい。 そして最期まで自分らしく、穏やかに過ごしてもらいたい。 人は...
おたがいサロンをはじめる前、 病院勤務の看護師時代、 人の命にかかわる仕事で どうしても患者さん優先にならざるをえないこともあった。 そのため、残業することも度々あった。 ある日、私が仕事から帰り、玄関のドアをあけた瞬間、 泣きじゃくる長女が私の胸に飛び込んできた。 小学1年の彼女は、暗い自宅で毛布にくるまり一人で泣い...
平成26年にパート事務として入社いたしました。 前職がサービス業だったため、 事務職に憧れていた私は「介護事務管理士」の資格を取得、 意気揚々と第2の社会人生活をスタートさせました。 ・・・が現実はそんなに甘くありませんでした。 何度も何度も失敗を繰り返しズドンと落ち込む事もしばしば・・・。 しかし、社長を始め、スタッ...
昔の可愛い娘時代を思い出してもらおうと、 雛人形を手作りしました。 顔の目鼻は各々自分でデザイン。 それぞれ表情が違い、 可愛いくて♥ 面白い♪ 手作業を楽しい時間にするには、下準備が必要です。 人によっては目が悪かったり、指が不自由だったりします。 だから、なるべく簡単な手順で、 「みんなが楽しめる」よ...
おたがいサロンのおばあちゃんたちは 皆自主的に自分がやりたいことに挑戦する 誰が言い出したのか箱を高く積み上げるゲームが始まった 「無理しないでよ〜」 「落ちたら大変〜、私が代わりにやってみるよ〜」」 「もういいよ〜。やめたほうが良いよ〜」 スタッフの静止する声はおたがいサロンでは通じない。 もちろん主導権は人生の先輩...
先日の東京出張は、地域包括イノベーションフォーラムでお勉強。 テーマは『地域包括ケア・地域共生と事業マネジメント』 土畠智幸氏(医療法人稲生会 理事長・生涯医療クリニックさっぽろ 院長) 成瀬幸雄氏(南医療生活協同組合 専務理事) 馬場篤子氏(社会福祉法人拓く 理事長) 森亮太氏(NPO法人ささしまサポートセンター 理...