人生の時間は限られている 自分の経験のための時間 大切な家族と過ごす時間 あっという間に過ぎていく 贈り物の中で、最も尊いものは、 そこにこめられた相手を思いやる時間 プレゼントを選ぶ時間 お見舞に行く時間 一緒に食事をする時間 プレゼントや食事にしても、単なる物や出来事ではない。 相手を思いやる時間が、ぎゅっとつまっ...
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スタッフブログ( 54 )
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ミツ子さんは目が不自由 スタッフはミツ子さんの目が不自由でも「できること」はお願いする。 洗濯したタオルを干す前に、 シワを伸ばしてほしいと頼む 浦島太郎を歌いながらリズムに合わせて手を動かす 「むかし〜むかし〜うらしまは〜・・・」 とても丁寧にタオルのシワをのばしてくれる 「ミツ子さん、どうもありがとう。たすかった〜...
「ねえ、はるちゃん。お風呂の中でおならしたことある?」 「うちの父さんなら知ってるよ。今日は丙番(へいばん)だから」 室蘭の日本製鋼所や新日鉄の工場シフトは甲番乙番丙番という。 はるちゃんのブラックジョークに大笑い。 おならの「へ」からどうして丙番に発展したのかは謎に包まれ迷宮入り 本当は、 はるちゃんの旦那様は、 天...
桃の節供 雪が多くて、まだ春が遠く感じます。 少しでも季節を感じられるように みんなで入れ替わり立ち代わり記念撮影。 おだいりさまとおひなさまに扮してもらいました。 二人仲良く並んでカメラをかまえる。 「はい!チ~ズ」 できた写真を台紙に貼り、 お家に飾っていただこうと思ったところ、 女性利用者さんが作成をためらってい...
ひとりぼっちって寂しい。 私は、何もしていないのに、なぜだか人が離れていく。 私は仲良くしたいのに。 きっと認知症の方は そんな窮地に追い込まれるのかもしれない 一人でなんとか頑張らないと、と。 そのカチカチになった心に寄り添い、温めて、 冷たい雪を少しずつ溶かす。 もともと心の中に咲いていた優しさが表に出た時、 本当...
何やら二人で談笑中。 ゆうこさんが一方的に話しかけている。 みつこさんはわからないけど笑顔で聞いている。 気持ちは通じ合っている様子。 人との交流って、それだけで充分な時もある。 感情の共有ができることで心が暖かくなる。 どんな反応であっても、それはその人らしさの表現。 私たちは、お年寄りが人と関わろうとする気持ちと行...
世の中社長は偉い、社長の指示は絶対、なんて偏見がある。 社長の役割は、教育と職場の環境作り、判断、決断。 偉いことは何もない。 私は何もわからない世間知らずなので、 何か決めなくては行けない時に、 スタッフに「どう思う〜?」「普通はどうなの〜?」 なんて質問して歩く。 その情報をもとに判断していることが多い。 職員頼み...
おたがいサロン職員のもっとも優先される仕事のひとつ それは、利用者さんとの「おしゃべり」 「おしゃべり」は人を元気にする「魔法のくすり」 まだ、サロンの雰囲気に慣れていないお年寄り 自分の居場所をつくるまで、やや緊張して過ごす。 特に、認知症の方は、「自分が時々忘れている」とか 「できていたことができなくなっている」と...
看護師として、人の最期に立ち会う経験をしてきた。 何十年も頑張って生きてきたお年寄りの最期。 尊敬と敬意を持ってお看取りをしたい。 治療による苦痛が大きくて、 自由がなくなり、自分を見失った状態になるのではなく、 人生の最期を自然に迎えられる環境を整えたい。 そして最期まで自分らしく、穏やかに過ごしてもらいたい。 人は...
おたがいサロンをはじめる前、 病院勤務の看護師時代、 人の命にかかわる仕事で どうしても患者さん優先にならざるをえないこともあった。 そのため、残業することも度々あった。 ある日、私が仕事から帰り、玄関のドアをあけた瞬間、 泣きじゃくる長女が私の胸に飛び込んできた。 小学1年の彼女は、暗い自宅で毛布にくるまり一人で泣い...