看護学生の若い男性と一緒にご機嫌のゆうこさん。 人の生活を支えることを学んでいる学生さん、人とのコミュニケーションを学び寄り添うことを経験し、仕事で発揮します。 毎年、看護学生が実習に来た時に実感するのは、お年寄りは若い人とおしゃべりできることがとても嬉しいということ。 おたがいサロンには工業大学生のアルバイトが数名い...
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一人暮らしのおばあちゃんをお迎えに。 ドライブ途中の会話です。 「〇〇さんって知ってる?」 〇〇さんの存在は全く知りません。おばあちゃんの中ではおたがいサロンに一緒に通っていることになっているようです。 「〇〇さん、ボケたみたいよ。何もわからないって。 歳をとると仕方ないよね〜。 〇〇さんがいたら、私に声かけてくれる?...
働き者のゆうこさん。 今日もおかみさんのお仕事に励んでいます。 ババのババ抜きで楽しんでいるおばあちゃんたちのテーブルが突然動きました。 ふと見ると、ゆうこさんが移動しようとして小さな体で一生懸命、動かそうとしています。 「ゆうこさん、引っ張ったらダメ~」 ババ抜き中のおばあちゃんからの一言。 ゆうこさんがいつもお片付...
人を愛する気持ちは広くて深くて優しい心 人と向き合うと心が暖かくなります 喜びも悲しみも、すべての感情を受け入れる心 悲しみを受け入れると自分も辛くなるかもしれません でも大丈夫 自分の心も誰かに支えられています そうやって人は支え合い、愛を経験するのだと思います 強くなくても、人と人が支え合うことができれば、人を愛す...
ショートステイを利用して、何日も外泊して帰ってきたおばあちゃん。 おばあちゃんは温泉に泊まったことになっています。 久しぶりの再会、「温泉にお泊りどうだった?」と聴いてみました。 「いや〜良かったよ〜。もう一泊したかった〜」 満面の笑みで答えてくれました。 「いいね〜、温泉に行くなんて。娘さん優しいね〜」 周囲からは、...
高齢者住宅の朝、おばあちゃんが心配そうな顔をしてスタッフに相談に来ます。 「朝、うちのお父さん家を出ていったのだけど、まだ帰ってこないからちょっと見てくる」 お部屋にご主事の仏壇と遺影があるのですが、心の中では生きています。 おばあちゃんたちは、妻として母として、家庭を支えてきたのだろうなあと思います。 あの世にいても...
家族は仲が良い時もありますが、お互いを思い合うばかりに衝突することもあります。 家族だから思いが通じずに、思ってもいない言葉を向けたり、誤解のまま時がすぎたり、場合によっては暴力を向けることに。 それがとても悲しいのです。 愛を誤解し素直に表現できず、伝えられず、人の心が不自由になることがとても嫌です。 愛は自分の不安...
おたがいサロンのスタッフとお年寄りは友人関係です。 対話し客観的に感じたことを率直に伝えあいます。 不快な感情も、快な感情も、肯定も否定もせず、感情が静まるまで側で寄り添います。 とても安心できる心地よい存在です。 友人から教えてもらえることは沢山あります。 何よりも自分の感情を優先に、自分で自分の心の自由を認めること...
共生型デイサービスの自由な環境。 人の個性を引き出し、人と人を繋ぐようにスタッフが働きかけています。 その働きかけには、過度に期待される結果がありません。 しいて言えば、人の感情が動くことが目的。 繋がって何が生まれるかは自由。 どのような感情が生まれて、どのように表現するか。 感情が動き、「自分」を感じることができま...
何か感じた時に誰かに話したくなる、聴いてもらいたくなるものです 自分の心を表現したいのに、受け入れてくれる人が誰もいないのはとても寂しいのです おしゃべりはとても心を癒やしてくれます ただ、心を傾けて聞くだけで良いのです 良いも悪いも判断するのではなく その人が感じたことをそのまま聞くだけで良いのです それだけで、その...