職員の役割( 10 )

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自分より他者の思い(2018.4.8)(藤田)-Vol.55-
おたがいサロンの願いは、 「家族が仲良く過ごせて、地域の人がつながって、孤独が緩和されたら良いな」 「そして一人ひとりが自分らしい人生を送ることができたらいいな」 です。ある意味、漠然としているかもしれません。 でもその願いを実現する方法には正解がなく、 それぞれの家族、地域によって異なるものだと思います。 私たちの思...
子どもたちの成長(2018.4.7)(藤田)-Vol.54-
おたがいサロンを利用する子どもたちは、 それぞれの家庭の教育方針があると思います。 それらを可能な限り尊重しながら、おたがいサロンにいる時間は、 お年寄りと生活を共にすることを大切にして、 何かを強制することなく、 子どもたち自身が持っている力が引き出されると良いなあと思っています。 おたがいサロンを利用して数年になる...
男性職員の思いやりに満ちた配慮(藤田)(2018.3.28)-Vol.46-
おたがいサロンは女性職員が多い。 独身、子育て中、介護中など様々な家庭の事情がある。 もちろん男性職員にも家庭の事情がある。 サロンの勤務シフトを作成するのは、男性の職員。 翌月休み希望の締切日を過ぎていても、 職員から申し出があった時には 嫌な顔せずに休みの調整をしてくれる。 休み希望が重なり人手が不足した時には、 ...
180325.お年寄りの許す力と許される力(藤田)-Vol.44-logo-
御年90歳を超えた、会社役員経験のあるお祖父様 毎月恒例、体力測定に真面目に参加。 握力測定、椅子からの立ち上がり、歩行速度など運動を兼ねて挑戦してみる。 いつもは歩行器を使っての歩行。 「ちょっと歩いてみるか」と歩行器を手放し、 スタッフと手を繋いで歩きだす。 ゴールで待っているスタッフに 抱きしめられる感動のシーン...
180323.感情の記憶(藤田)-Vol.39-logo
認知症になると「記憶する」ことができなくなります。 デイサービスに行ったこと、 お昼ごはんに何を食べたのか、 何をしてきたのか。 人により症状は異なりますが、 つい先程の出来事も忘れてしまいます。 認知症の症状により生活に支障をきたし、 自信がなくなり精神的に追い込まれていきます。 それでも、その日経験した「感情」の記...
180322.準グランプリ(藤田)-Vol.39a-logo
北海道の働く女性応援プロジェクト【HATAJOラボ】の企業部門で 準グランプリに輝いた(北海道新聞社主催)。 ご縁があって雑誌porocoの編集長 福崎里美さんの推薦をいただき応募した。 「すご〜い!!」 「しばらく前に、うち(=おたがいサロン)の働きやすい環境って何?、とかきいていたやつですか?」 結果を伝えると、職...
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180320.一緒に生活する時間(藤田)-Vol.36-logo
デイサービスの朝は慌ただしい。 スタッフは送迎車の運転。 利用者さんを乗せた車がおたがいサロンに到着すると、 車の乗り降りのお手伝い。 玄関で靴を脱ぎ、名札の印をつけて靴箱に入れる。 衣紋掛けにコートをかけて身だしなみを整える。 手荷物はロッカーに入れて自分の名札を装着。 お昼の薬や連絡帳は間違いの無いようにスタッフが...
180310.集団の中の孤独感(藤田)-Vol.26-logo-
大切なこと
おたがいサロン職員のもっとも優先される仕事のひとつ それは、利用者さんとの「おしゃべり」 「おしゃべり」は人を元気にする「魔法のくすり」 まだ、サロンの雰囲気に慣れていないお年寄り 自分の居場所をつくるまで、やや緊張して過ごす。 特に、認知症の方は、「自分が時々忘れている」とか 「できていたことができなくなっている」と...
お年寄りと児童は仲良し
看護学校の実習生がサロンでの実習を終えて話すことがあります。 障がいがある児童にどのように接すると良いのか戸惑う事もあったけれど、お年寄りが自然に接しているのを見て、自分自身が構えすぎていた事に気づかされた。意識しないで、普通に自然に関わっても良いのだと感じた。 学校が終わりサロンに子供たちが到着すると「ただいまー こ...
介護職の専門性
株式会社 由希(ゆうき)の由来は、自由に希望を持って行動しようという意味です。共生型は高齢者、障がい者、児童など別々の法律が関係します。法律に縛られるのではなく、法律は使うもので、利用者のために上手に活用して、地域に合った形で自由にやりたいという思いがありました。そして、施設内でもお年寄りと児童がなるべく自由に過ごせる...