桃の節句に向けてお雛様とお内裏様の貼り絵作業。 スタッフが準備をしているのを眺めながら何やら察したおばあちゃんたち。 「あれ、何かさせようと思ってるよ。準備しているもの」 他の人が家事手伝いをしている間、椅子に座ったまま、おしゃべりしていたおばあちゃん。 サボっているのがバレたと思い、作業のお願いをお願いされることを察...
職員の役割( 4 )
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誰にでも悩みがあります。 家での生活のこと、自由にならない身体のこと、家族のこと、これからの将来のことなどなど。家族にはなかなか打ち明けられないこともあります。 悩みはその人のもの。当事者でなければわかりません。 人の辛さ、苦しさ、悲しさを受け入れ、自分の価値観に当てはめずに、じっくり話を聞くスタッフたち。 心の中の重...
どこよりも先駆けてインフルエンザの猛威に襲われたおたがいサロン。 おたがいサロンは自由な環境。皆が蜘蛛の子ちらしたように、自由きままに行動しています。そのため、なかなか全員をまとめて指示することができません。 その自由をなるべく侵すこと無く、職員は極力予防に努力しました。手洗い、口腔ケア、水分摂取などなど、少ない職員数...
仲良しおばあちゃんたち。作業をお願いすると最初は 「めんどくさい」 「嫌だ、あんたやりなさい」 などなど、苦情の嵐。 それだけ、言いたいことが言える関係であることがとてもうれしくなります。 それでも、負けずとお願いを続け、そのまま目の前に置いたままにしておくと、知らないうちに作業が始まります。手を出し始めたらもう夢中。...
かぼちゃをいただいたので、おばあちゃんも、子どもたちと一緒にかぼちゃのお団子づくり。美味しくて甘いかぼちゃに、更に皆の愛情が入っておいしくなるはず。 デイサービスの利用者さんに協力をいただきながら、いろいろなリスクを考えながら、皆をまとめて作業を行うことは、目に見えない大変さがあります。 予定されていたスケジュールでは...
おたがいサロンのスタッフは皆、自律していて優秀。自ら学ぼうと努力している。 得意な部分で頼られ、不得手な部分は支えられる。おたがいの失敗も「良い経験」「しょうがない」と笑い飛ばす。 皆が同じように仕事ができなくても、個性を活かして支え合って仕事を楽しめたら良い。 他者を尊敬し、個性的で、思いやりがあって、優しくて、一生...
デイサービスを利用しているおばあちゃんのご家族から栗をいただきました。 スタッフは皆で季節の味覚を感じられ、しかも一緒に料理を楽しめる方法を考えます。 今日は、栗の入ったホットケーキ。 子どもたちが包丁を握り、栗を小さく刻みます。 危なっかしくて、つい手を出したくなるのですが、そこはじっと我慢。 それよりも、楽しそうに...
喜怒哀楽の感情はその人らしさの表現で、生きている証。 感情はその人のもの。 他者の感情を管理しようとすると、自由がなくなります。 喜楽だけではなく、怒哀もその人の大切な時間なのです。 管理するのではなく、どの感情の時間も共有する覚悟と勇気を持って、寄り添い見守るようにしています。 (藤田) カフェイベント「昔懐かしコン...
おたがいサロンのこれからの作戦を開始するにあたり、優秀な取締役の役割を紹介しましょう。 共生型施設運営部門 ほそっち(施設長) 介護福祉士としての経験が豊かで、共生型デイサービスにおいて多様な個性のある人を結びつける関わり方がとても上手です。児童発達支援管理責任者としての役割も担っています。利用者のための自由な環境を創...
平成30年度の制度改正時に厚生労働省から出されたQ&Aがあります。以下は質問の一つです。 問 「介護保険の通所介護(デイサービス)と放課後等デイサービスの時間帯を分けて提供することは共生型になるのか」 答 「共生型サービスは、多様な利用者に対して、共に活動することでリハビリや自立・自己実現に良い効果を生むといった面があ...