職員の役割( 7 )

Tagged
手作りジャムのプレゼント(藤田)(2018.7.17)-Vol.155-
デイサービスに来ているおばあちゃんのご家族から、手作りのいちごジャムをいただきました。 どうやって、皆で食べようかとスタッフは考えました。 その結果はホットケーキ!おばあちゃん二人が力を合わせ、フライパンでこんがりふわふわ。約20名分に切り分け、いちごジャムをつけて食べました。スタッフも目を丸くするほどの美味しさ。 介...
大切な宝物(藤田)(2018.7.15)-Vol.153-
おばあちゃんの巾着の中には、シワシワ、ヨレヨレのメモが沢山入っています。 ご家族の名前、電話番号、いつ来るのかなどなど、同じような内容のメモが重なっています。物を紛失することがあっても、このメモだけは肌身離さず持っています。自分のお部屋にいる時には、何度も何度も、そしてじっくりとメモを見返しています。 ご主人が亡くなり...
介護職はカッコイイ~小規模多機能事業所「ぐるんとびー」(2018.7.13)-Vol.151-
神奈川県藤沢市の小規模多機能事業所「ぐるんとびー」を見学させていただきました。 団地の中に事業所があり、地域に住む人の生活を支えています。 人を幸せにするために、スタッフの皆さんが一生懸命で、学びたいという向上心に溢れ、深い優しさと熱意を感じました。理学療法士、看護師、介護支援専門員、介護職員など、一人ひとりが力を合わ...
職員同士をつなぐ~おたがいに学びあい高めあえる職場(藤田)(2018.7.8)-Vol.146-
入院している患者さんが話していたことがあります。 「自分の寝ているベッドを挟んで、先輩看護師が新人看護師を叱っていると、あまり良い気分はしない。まるで自分が悪いことをしたような気持ちになる」と。 ケアを受ける人は「世話になる」ことだけでも、負い目に感じ、なんとなく気が引けているものです。 だから、自分のケアが元で誰かが...
脳の残存機能(藤田)(2018.7.7)-Vol.145-
ご機嫌でおしゃべりしているゆうこさん。奥のテーブルでは何やらお悩み相談でしょうか。 デイサービスの看護学生の実習で、学生が印象に残ることがあるようです。 「家事動作を利用者さんが自主的に取り組み、自然にリハビリになっていて残存機能の維持、向上になっている」 身体の残存機能は身体を動かすことが大切です。 では脳の残存機能...
お買い物(藤田)(2018.7.1)-Vol.139-
一人暮らしのお年寄りは買い物に行くのも一苦労。時々買い物のお出かけを企画します。 身体と脳のリハビリになり、なにより欲しいものを自由に選んで買うという行為は楽しいですから。 おたがいサロンの近くにパン屋さんがオープンしたので、午後から車に乗ってお出かけしてみると、売り切れのため早めに閉店していました。仕方なく、ちょっと...
よろずや相談(藤田)(2016.6.22)-Vol.130-
自分のタブレットを持ち歩き、生活に活用しているおじいさん。ちょっと操作がわからないところがありました。デイサービスに持参して、スタッフに教えてもらっています。 すると、他のおじいさんも「携帯電話の呼び出し音が小さくて聞こえない」とスタッフに電話を差し出しました。らくらくホンでも、わかりづらい事がありますが、どこに、誰に...
身近な平和から(藤田)(2018.6.12)-Vol.120-
家族の間に争いごとがあるのは最も悲しいことのように思います。 帰る場所が無いのは、とても寂しく、心細いものです。 子どもやお年寄り、介護が必要な人を間にして、家族で揉める場面に何度も遭遇しました。 自分の家族のことを振り返ってもそのようなことがありました。仕事上で相談を受けることもあります。大抵は、家族に備わっている互...
お寿司食べました~ある日のできごと(藤田)(2018.6.11)-Vol.119-
天気の良い日に、ドライブしながらお寿司を食べに行きました。皆さん食欲旺盛。もりもり食べて、お皿が積み上がります。 帰り道、有珠の善光寺にも寄り道してからサロンに戻りました。 さて、ここからが問題です。 留守番スタッフが「美味しかった?何食べてきたの?」 案の定「何も食べてないよ」との声が。 他の利用者さんが「イカやマグ...
看取り~毎日が良い思い出となりますように(藤田)(2018.6.10)-Vol.118-
訪問看護師時代に自宅での看取りを経験させてもらいました。 印象に残っているおばあちゃんがいます。おばあちゃんは100歳近くになり、体力も落ちてきました。入院すると寂しくて大きな声を出すので家族は自宅で看取ることを決意しました。 大好きなご飯を食べ、川の字に布団を敷き、2人の娘さんに挟まれて3人で眠ったその夜。「寂しい」...