誰にでも悩みがあります。 家での生活のこと、自由にならない身体のこと、家族のこと、これからの将来のことなどなど。家族にはなかなか打ち明けられないこともあります。 悩みはその人のもの。当事者でなければわかりません。 人の辛さ、苦しさ、悲しさを受け入れ、自分の価値観に当てはめずに、じっくり話を聞くスタッフたち。 心の中の重...
寄り添う( 12 )
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どこよりも先駆けてインフルエンザの猛威に襲われたおたがいサロン。 おたがいサロンは自由な環境。皆が蜘蛛の子ちらしたように、自由きままに行動しています。そのため、なかなか全員をまとめて指示することができません。 その自由をなるべく侵すこと無く、職員は極力予防に努力しました。手洗い、口腔ケア、水分摂取などなど、少ない職員数...
子どもがいるとお年寄りは自分の役割を感じることができます。 若い頃と比べ、できないことが増えていく自分を受け入れるのは、寂しく不安なのだと思います。 でも、子どもたちはお年寄りの優しさに包まれることで、自由に自分を表現しながら、人との関わり方を学ぶことができます。子どもたちの成長を優しく支える大きな存在です。 おじいち...
愛知県岡崎市にある、NPO法人ハートフルフレンズを訪問し代表の杉浦桂子さんにお会いしてきました。 就労継続支援B型、生活介護の多機能型事業所を見学。主に雑貨やお菓子を作ったり、車の部品の作業を行っています。 一人ひとりの特性に合わせてお仕事を選択しているのでお菓子づくりを丁寧に行う利用者が創ったクッキーはふるさと納税の...
ゆうこさんが「ふら〜」っと歩いているのを近くで見守っていた大学生 「どこに行くのですか〜?」 優しく声をかける 「家に行くの〜」 歩きながらのんびり答えるゆうこさん 大学生の反応は 「なるほど〜 こっちで合ってるのですか?」 するとゆうこさん 「こっちの方が近いの〜」 そこで大学生 「なるほど・・・。今日は天気が良いで...
お年寄りは子どもたちにとって、色々なことを優しく丁寧に教えてくれる先生です。 食べ物を無駄にしないこと 物を大切に扱うこと 人に優しくすること 勉強すること 遊ぶこと お年寄りは、人生で沢山の経験をしてきたからこそ、自信を持って伝えられることがあります。 いつの日か、子どもたちが成長し自分の足で歩み出すことを信じて、海...
90年前の昔話を熱く語るおばあちゃん。 おばあちゃんは自分の経験を人に伝えて、人の役に立つかもしれないと思っているかもしれません。 何度も繰り返される同じ話を、熱心に聴いてくれるおじいちゃん。おじいちゃんは、年上のおばあちゃんを尊敬して、同じ話でも真剣に聴いてくれているのかもしれません。 おたがいの優しさが感じられて、...
本物の気遣いは、相手に気付かれないようにさり気なくするもの。 自由な環境を崩さずに、相手の思いを察し、行動を読みながら、相手がどうしたいのかを相手自身が自由に表現できるよう言葉をかける。 相手のペースを崩さないように、そして逆に気遣われないように、そっと側にいる。 本物の気遣いができる人は、人のペースを崩さないようにし...
大学生アルバイトの若い男性とオセロを楽しむおばあちゃん。 いつもならば、すぐにトイレに行きたくなって、スタッフに声をかけているのに、オセロに夢中でトイレのことは忘れています。 おじいちゃんは、おばあちゃんが負けないようにサポートします。 若い男性の存在は、おばあちゃんを若返らせる魔法使いのようです。 (藤田) 正社員/...
デイサービスに通いだして間もないお年寄りは、まだ自由に過ごす環境になれていません。 1人で座り、皆の様子を見ています。手持ち無沙汰な様子を感じたスタッフは、そっと隣に座り、話しかけます。 今何を感じ、考えているのだろう。何がしたいのだろう。 さりげない会話から、お年寄りの思いを引き出し寄り添います。そして一緒に出来るこ...