生きる勇気とおたがいさまの自由な関係(藤田)(2019.4.20)-Vol.432-共生型デイサービス

お年寄り、子どもたちがデイサービスの環境に慣れてくると、自然と笑顔が増えていきます。
人とのふれあい、繋がりは、人を変える力があるのだと感じます。
利用者さんとスタッフ、利用者さん同士、ボランティアさんとの繋がり。
いつまでも人には変わる可能性があるのだと知ることができます。
新しい環境に挑戦することは、勇気が必要です。
自分を変えることにも勇気が必要です。
病気や障害があってデイサービスに来る方たちの変化の様子を目の当たりにしていると、その勇気は誰もが持っていることを知り、自分らしさを表現する自由な環境を信じることができます。
すべての人が、他者を支える存在であることを。
頑張って生きようとしている姿に感動し、支援をしながら、時間を共有させていただいている私たちは謙虚にならざる得ません。
私たちが働いている職場には、人の心を動かす「生きる姿」に溢れています。
幸せなのだと感じます。
(藤田)
どんな人間も他者を支える力がある〜人は変われる(つるっち)
人と人とがその立場に関係なく自由に安心して関わることができる環境はとても大切です。
それまでとは違う新しい環境へと一歩を踏み出すことになるため、大きな勇気が必要になります。
ですが、勇気を振り絞っての一歩は、確実に大きな実を結びます。
そのことは、これまでの利用者さんたちを見ていて自信を持って言えることです。
おたがいサロンでの、人間関係の網の目の中で、互いに影響を与えあいます。
日々、有機的な関係が、新たに紡がれ、信頼の絆を強めていきます。
その中で互いに支え合い、助け合うのです。
どんな人でも「他者を支えることができる」というのは、なんと慰めに満ちた言葉だろうと思います。
病を負い、障害を抱え、他者の支え無しには生活ができないという状態は、自尊心を失いかねません。生きていくのが卑屈になることだってあるかもしれません。
ほんのささいなことであっても「誰かの役に立つ」という他者貢献がもたらす感情は、人間の尊厳に深く関わっているといっても大げさではないと思っています。
「誰かのために、何かをしてあげる」という他者貢献感は、人間らしさを取り戻してくれます。
一方的に支えられるだけだと、皮肉なことに「自分はお荷物なのだ」という卑屈な感情を強化してしまいます。そしてそれは「生きていくこと自体、誰かに迷惑をかけること」という思いに直結してしまうわけです。そうなると、喜びや笑顔が遠のきます。何不自由なくすべてを与えられたとしても、「他者のためにできることが何もない」ということは、とても恐ろしいことだと思います。
どんな人間でも「支えられると同時に人を支える存在である」ということがとても大切なことだということを、おたがいサロンにいると日々、痛感させられます。
そして、この「おたがいさま」の関係性の中で、人は変わっていくのです。
それは、関わる私たちスタッフにも、日々新たな感動と、利用者さんたちへの尊敬の念を呼び起こしてくれます。
人は、どんなに重い障害を持っていようが、どれだけ歳をとっていようが、互いに信頼し支え合える自由な環境があるなら、変わることができるということを教えられます。
スタッフである私たちも、時にダメな自分に落ち込み、「どうせ自分なんか」と勝手に自分自身の可能性を狭めてしまっていることがあります。
そんな時、生き生きと輝く利用者さんたちの姿は、大きな励ましをも与えてくれるのです。
(つるっち)
正社員/パート募集中
おたがいサロンでは、正社員/パートを募集してます。
子育て中の方は、とても働きやすいと思います(お子さん連れでの勤務okとか・・・)
otagai-salon.link おたがいサロン スタッフ募集(その②有資格者編)のお知らせ(2018.3.7)共生型デイサービスおたがいサロンでは、今年4月から一緒に働いてもらえるスタッフ(正社員/パート)さんを「資格なしでもOK」(前回upした募集)とは別に介護支援専門員資格(未経験可)をお持ちの方を新たに募集します。介護支援専門員資格をお持ちの方経験・年齢、問いません。ただし車の普通免許を持ってて送迎業務に支障がないこと。子育て中の方も安心。お子さん連れて来ての勤務も可!(いや、むしろ大歓迎!)「スタッフ募集のお知らせ」ではありますが、「おたがいサロンってこんなとこだよ」という話でもあります(前回よりちょっと...
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