世の中はいろんな人がいて当たり前。年齢、障害の有無にかかわらずケアの必要な人という括りだけで受け入れると、自然と共生型となり多世代の人が利用することになります。その場で子供とお年寄りが自由に、自然発生的な交流で過ごすだけでも楽しいかもしれません。 でも、介護する職員が多世代のいる環境を上手く利用して、意図的な繋がりをつ...
共生型だからこそ( 16 )
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平成21年におたがいサロンが始まった頃は、デイサービスでお泊りを受け入れていました。 共生型であることと、私が看護師ということもあり、医療処置が必要な人を含め、様々な事情を抱えた方がお泊りされました。自分の理想のケアを提供できる場所をつくるために、日中はデイサービスで働き、夜はお泊りのお世話、そして翌日はまたデイサービ...
春休みが終わり、学校が始まったので午前中はお年寄りだけの時間になります。 今回の春休みはイベント続きでバタバタしていたためか、 児童の姿が無い空間は急に静かになり、ゆっくりとした時間が流れています。 児童がいるとお年寄りと一緒に遊んだり、お勉強をしたり、お風呂に入ったりと 児童とお年寄りの交流が楽しいのですが、動きが活...
小学1年生の児童。常時酸素吸入をしています。 小さくて可愛くておばあちゃんたちの人気者。 何も説明していなくても、酸素をしている姿でおばあちゃん達には病気なんだと伝わる様子。 「可哀想にね、沢山辛い思いしているだろうに」 目に涙をためて児童に話しかけています。 一方児童は、おばあちゃん達に囲まれて 「わ〜、おばあちゃん...
おたがいサロンの願いは、 「家族が仲良く過ごせて、地域の人がつながって、孤独が緩和されたら良いな」 「そして一人ひとりが自分らしい人生を送ることができたらいいな」 です。ある意味、漠然としているかもしれません。 でもその願いを実現する方法には正解がなく、 それぞれの家族、地域によって異なるものだと思います。 私たちの思...
4月から養護学校の高等部に入学する女の子。 和室で子供のおもちゃを片付けているゆうこさんを見て 「ゆうこさん 腰、大丈夫?」 わざわざスタッフの所にまでやってきて教えてくれました。 曲がった腰のまま、 ずっと動いているゆうこさんが心配になったようです。 私たちスタッフが、動いて疲れているゆうこさんに声をかけ 腰をさすっ...
「白鳥台の高台レストラン×ちょっとおかしな子ども食堂」4日目、デビルマンが登場! 歌を披露してくれました。 「なんだあれ?」とおじいちゃん。 「デビルマンだって」スタッフが教えます。 「あ〜デビルマンか・・・」と反応がいまひとつ。 他の人たちは大喜び、大盛り上がり。 その後おばあちゃん達に 「今日のデビルマンの歌、すご...
「白鳥台の高台レストラン×ちょっとおかしな子ども食堂」 スーパー料理人シリーズをはじめ、 イベント目白押しの怒涛のような1週間が終わりました。 美味しいお料理のおかげで、 一般のお客様が沢山来て下さいました。 地域の方々だけでなく、 わざわざこのレストラン目当てで 札幌からいらっしゃった方もいて驚きました。 デイサービ...
共生型のデイサービスを始めた時に、 「誰もそんなのできるわけがない」 「主婦のおままごとだから長続きしない」と思われていたので、 なるべく人に迷惑をかけないように、 こつこつとひっそりと自分のやりたいことに取り組んできた。 「なるべく人に迷惑をかけない」 「自分一人で責任を持てる範囲で」 という思考癖がついている。 さ...
「白鳥台の高台レストランxちょっとおかしな子ども食堂」を来週3/26(月)から4/6まで毎日開催します。 まずはその趣旨というか問題意識を、大事なことなので説明します。 (「春休みだよ!ちょっとおかしな子ども食堂2018」開催のお知らせ~お年寄りが可愛い(2018.3.8)-Vol.23-) # この後、コンテンツや細...