やさしさ( 13 )

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幸せの種まきと役員たちの思いの実現(藤田)(2018.8.26)-Vol.195-
私は、看護師として病気や障害などの事情で生活に支援が必要な方々をお預かりして、それぞれの家族が幸せになるお手伝いがしたいという思いから「おたがいサロン」をはじめました。沢山回り道をしながら、10年近くの時間をかけて、その思いと願いが具体的な形になりました。 利用して下さるお年寄りや子どもたちは、輝くような個性を持ってい...
チャーミングなやりとり(藤田)(2018.8.22)-Vol.191-
ゆうこさんがおばあちゃんの肩を揉んでいました。 そのうち何を思ったのか両方の肩から洋服を脱がせ始めます。 普通であれば、ここで行動を制止するかもしれません。 でもこのあとどうするのかな? 洋服を脱がされているおばあちゃんはどんな反応をするのかな? ついついワクワクしながら、じっと見守ってしまいました。 両肩から袖を脱が...
助け合いの生活(藤田)(2018.8.20)-Vol.189-
ウエスが無くなりかけたので、要らなくなった生地を準備し、ハサミを出して切っていました。 すると、隣のテーブルに座っていたおばあさん3人組。 「どれ、やらせてくれる?」 サクサクと綺麗に丁寧に切ってくれました。 使わなくなった洋服などをいただくのですが、実際にスタッフがウエスづくりを行うと、時間と手間がかかります。 おば...
誰かのために作る(藤田)(2018.8.19)-Vol.188-
高齢者住宅の夜勤では、スタッフが夕食と朝食を調理します。入居者8人分。皆それぞれ好みが違って、メニューには頭を悩ませます。この季節は、新鮮なお野菜が沢山あるので、調理が楽しいです。ミニトマトを沢山いただいたので、湯剥きしています。お年寄りは皮を残してしまうからです。 調理に夢中になっていると、他のことを忘れられます。 ...
おじいちゃんと男の子~共生型だからこそ(藤田)(2018.8.14)-Vol.183-
いつも仕事にでかけたくて仕方がないおじいちゃんがいます。 スタッフと仕事の話をしたり、何か作業に集中できる時間をつくり、出かけなくても良い方法を探しながら過ごしています。 ある日、布を切る作業を手伝ってもらっていました。几帳面なのでとても丁寧に布を切っています。 何をしているのか興味をもった男の子。おじいちゃんの様子を...
環境づくり(藤田)(2018.8.10)-Vol.179-
施設にはクーラーが設置されていませんでした。 職員が暑くて、換気と脱水予防のために窓を開けて風が通ると「寒いから閉めて」と苦情の嵐なのです。 しかし、ここ最近の猛暑。暑い浴室で入浴介助をしている職員や、フロアーで汗をかきながらケアをしている職員、緊張しながらレセプト業務をしている職員に、ホッとできる場所をつくりたくて事...
夏休み~人の思いが眩しすぎて涙(藤田)(2018.8.2)-Vol.171-
夏休み、サロンを利用している児童は朝から通所しています。外は快晴。水着持参の児童がいたので水遊びの準備。 介浴用のビニールプールを物置から引っ張り出しました。ペットボトルで作った水鉄砲。手作りのジャボン玉。 即席の遊び道具でワイワイと外遊びが楽しめました。 子どもの居場所をつくる会マタイ代表の橋本さん(無料塾をやってく...
平和の種子をまく存在(藤田)(2018.7.29)-Vol.167-
お年寄りは地域を平和にする貴重な存在。 沢山の人生経験をしてきたからこそ、人を思いやり、優しい心で見守ってくれる。 心の深さを感じさせる笑顔に出会うと、自然と自分の心も優しくなる。 私たち職員だけが、この恩恵を受けるのはもったいない。 地域の人々にお年寄りの存在に気づいて触れて欲しいと、勝手に思って試行錯誤。 「おばあ...
おじいちゃんは力仕事(藤田)(2018.7.23)-Vol.161-
おばあちゃんたちは、お洗濯や食器洗いで毎日大活躍です。 おじいちゃんたちは、忙しくお仕事しているおばあちゃんたちを椅子に座って眺めています。でもお昼ご飯の後、食べ終わったお盆を片付けるのはおじいちゃん。 若い頃は自慢だった腕力も、使わないと衰えているもの。 腕がぷるぷるとしながらも、両手にお盆を持ってなんとかバランスを...
存在を気にしてくれる人(藤田)(2018.7.18)-Vol.156-
「お〜生きてたか〜?」 「死にかけてたよ〜。でもまだ足があるから、なんとか生きてる〜」 「若い頃、いいだけ遊んだからバチあたったんだ〜」 体調を崩しやすく、デイサービスをお休みがちのおじいちゃん。月に1度出てこれるかどうか。それでもお風呂に入りたくて、皆の顔を見たくてサロンに来てくれます。 たまに顔を出したデイサービス...