写真撮影に集中しているおばあちゃんの後ろに、笑顔でちゃっかり写っている大学生のアルバイト。 皆、働き者で、人気者で大いに助けられてます。 サロンで一緒に過ごせる時間は、彼らが卒業するまでの短い間です。 その貴重な時間に「これからの新しい介護」について一緒に考えてもらいたいと思っています。 若い大学生たちの存在だけで、介...
藤田( 45 )
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おたがいサロンに到着した後は、それぞれが自分のやりたいことを始めます。 テーブルに用意されている点つなぎプリントに挑戦するために鉛筆を取りに行く人。 いつもの友人とおしゃべりをする人。 日めくりカレンダーをめくる人。 「お茶を飲みたい人は、自分でお願いね」 到着した車椅子の人を介助しているスタッフが声をかけると、手の空...
お年寄りは子どもたちにとって、色々なことを優しく丁寧に教えてくれる先生です。 食べ物を無駄にしないこと 物を大切に扱うこと 人に優しくすること 勉強すること 遊ぶこと お年寄りは、人生で沢山の経験をしてきたからこそ、自信を持って伝えられることがあります。 いつの日か、子どもたちが成長し自分の足で歩み出すことを信じて、海...
函館にある「旭ヶ岡の家」を訪問しました。ミネルバ病院院長の荻野先生が素晴らしいと絶賛していた施設だったので、とても興味があり知人を通して視察依頼。急なお願いにもかかわらず、快諾していただきました。 「旭ヶ岡の家」はフィリップ・グロード神父が創設した施設です。グロード神父は宣教師としてフランスから来日し、八雲、函館の元町...
90年前の昔話を熱く語るおばあちゃん。 おばあちゃんは自分の経験を人に伝えて、人の役に立つかもしれないと思っているかもしれません。 何度も繰り返される同じ話を、熱心に聴いてくれるおじいちゃん。おじいちゃんは、年上のおばあちゃんを尊敬して、同じ話でも真剣に聴いてくれているのかもしれません。 おたがいの優しさが感じられて、...
本物の気遣いは、相手に気付かれないようにさり気なくするもの。 自由な環境を崩さずに、相手の思いを察し、行動を読みながら、相手がどうしたいのかを相手自身が自由に表現できるよう言葉をかける。 相手のペースを崩さないように、そして逆に気遣われないように、そっと側にいる。 本物の気遣いができる人は、人のペースを崩さないようにし...
大学生アルバイトの若い男性とオセロを楽しむおばあちゃん。 いつもならば、すぐにトイレに行きたくなって、スタッフに声をかけているのに、オセロに夢中でトイレのことは忘れています。 おじいちゃんは、おばあちゃんが負けないようにサポートします。 若い男性の存在は、おばあちゃんを若返らせる魔法使いのようです。 (藤田) 正社員/...
ある日の洞爺湖。 湖なのにまるで海のような荒々しい波が押し寄せ、水の打つ激しい音がする。 もうすぐ冬。 やりたいことに邁進するのは、楽しいだけではない。 予測されるあらゆる出来事を想像して、乗り越えられるのか覚悟する。 思いもよらぬ崖が立ちはだかるかもしれない。 皆を守れるだろうか。 心を支配しているこの感情は悲しみ?...
デイサービスに通いだして間もないお年寄りは、まだ自由に過ごす環境になれていません。 1人で座り、皆の様子を見ています。手持ち無沙汰な様子を感じたスタッフは、そっと隣に座り、話しかけます。 今何を感じ、考えているのだろう。何がしたいのだろう。 さりげない会話から、お年寄りの思いを引き出し寄り添います。そして一緒に出来るこ...
しばらく引きこもりだった私が外に出るようになり、他事業所の視察に行ったり、人に会いにいったりしています。 人に会い対話をすることは、とても貴重な時間なのだと感じ、会ってくださった人と共に過ごせたことに感謝しています。 人の話を聴くことで新たなアイデアが生まれたり、自分の価値観を確認したり、お互いに情報交換できたり、未来...