記憶ゲームに挑戦。 しばらく眺めたあと、裏返し。 「さあ、何が書いてあった?」 「青で書いてあったのは何?」 自分の記憶を頼りに、真剣に悩み答えるおばあちゃんたち。 だがしかし、おたがいサロンは誰もが自由に行動する。 あっちもこっちも自由にしているので、スタッフが皆をまとめるのは至難の技。 スタッフは大きな声を張り上げ...
感情( 5 )
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おたがいサロンのスタッフは、人を変えたいとは思っていません。今、眼の前の人が感じている感情を大切にしたいと思っています。 人の感情も自分の感情も大切にしていると、自分が変わっていきます。自分が変わると周囲の人も変わります。変化の伝染。 皆が自分の変化を楽しんでいるのです。 すると、怒っても、泣いてもいいのだ、というなん...
喜怒哀楽の感情はその人らしさの表現で、生きている証。 感情はその人のもの。 他者の感情を管理しようとすると、自由がなくなります。 喜楽だけではなく、怒哀もその人の大切な時間なのです。 管理するのではなく、どの感情の時間も共有する覚悟と勇気を持って、寄り添い見守るようにしています。 (藤田) カフェイベント「昔懐かしコン...
児童は何を思うのでしょう。 麻雀を楽しんでいるお年寄り。 お片付けをしているお年寄り。 山崩しで白熱しているお年寄り。 お祈りしているお年寄り。 車椅子に乗っているお年寄り。 自由に過ごすお年寄りと一緒に過ごし、子どもたちは何かを学ぶことでしょう。 お年寄りは身体が不自由なこと。 それでも自分でできることは自分でやろう...
お年寄りは、自分の記憶の不確かさの中で生活していると時々感じているものです。 「ご飯何食べたかな?」 「お金持ってきたはずなのに財布に入っていないな?」 「今日は何曜日だったかな?」 それでも、自分の「今ある記憶」を細い糸でつないで生活します。 きっと、記憶が確かではないことに、不安があるのでしょう。 「私、時々あたま...
住宅に入居しているおばあちゃん。入居して1年近くたちます。 デイサービスに行き、夕方住宅に帰ると今日がお泊り「1日目!?」になります。毎日が新鮮です。 ある日の夕方も、おばあちゃんからスタッフに声がかかります。 「ちょっと、今日ここに泊まるのに家に電話してくれたかい?」 「大丈夫、電話しておいたよ」とスタッフ。 「誰で...
毎日デイサービスに来ているおばあちゃんがショートステイ(短期入所)を利用しました。初めてのお泊りで、おばあちゃんが混乱しないか心配だったのですが、無事に2泊3日の冒険を終え、久しぶりにデイサービスに元気な笑顔で登場。 「久しぶりだね〜。どこか行ってたの?」 スタッフが聞いてみました。するとおばあちゃんは 「層雲峡と定山...
手を握って一緒に歌を歌う。自然と笑顔が溢れる。 「冷たいね〜」と言いながら手を握って温める。 素直に優しくしている人と人の触れ合いをいつも眺めることができる。 スキンシップは心を伝える手段。 その人の幸せのぬくもりが伝わってくる。 (藤田) 「おばあちゃんの八百屋さん~注文をまちがえる八百屋さん(仮)」開催のお知らせ ...
1人で背負う事が当たり前になっている人。 自分が寂しいのかどうかもわからない。 心から信じられる人がいたらどれだけ救われるだろう。 でも、誰かに頼り、心を支えてもらうことが不安になる。 自分を愛し、支えてくれる人なんているはずがない。 孤独になる時の張り裂けそうな胸の痛みを思い出す。 深く悩む経験は、人に優しくなるため...
「昔の彼氏に買ってもらったの」 自慢げにキラキラしている時計を見せてくれた。 いつまでも若い気持ちを持ち続けられる秘訣は恋かしら。 じいちゃん、ばあちゃんの恋の話は、嘘か真かわからないけれど楽しそうに幸せそうにお話してくれる。 恋は沢山経験したほうが良いみたい。 (藤田) 「おばあちゃんの八百屋さん~注文をまちがえる八...