支え合う( 9 )

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お手伝い(藤田)(2019.5.14)-Vol.456- 共生型デイサービス
おたがいサロンに来る子ども達はみんなとても優しいのです。 「お手伝いしてほしい」とお願いすると、快く引き受けてくれます。 お洗濯が終わって洗濯物を取り出し、おばあちゃんたちのところに運びます。 そのあとは、おばあちゃんたちと一緒に洗濯物を干してくれます。 みんなの優しい気持ちに支えられる毎日です。 (藤田) おたがいサ...
職員同士の思いやり(藤田)(2019.5.11)-Vol.453- 共生型デイサービス
アルバイト1名が大学活動が忙しくなり、アルバイトを辞めることになりました。 おたがいサロンの勤務はシフト制なので、職員一同が揃うことは難しいのです。そのため、チャットワークで情報共有しています。 大学生が辞めるお知らせがあったのち、職員一人ひとりから学生へのメッセージがありました。週1回程度一緒に仕事をしているだけなの...
人それぞれ(藤田)(2019.5.9)-Vol.451- 共生型デイサービス
おたがいサロンのお年寄りは飴玉を口に頬張り、お茶をすすりながら世間話に花が咲きます。 「息子たちが遊びに来たら、また来たのかいって言ったらだめだよ。よく来たねって言わないと」 「おばあちゃんは何年生まれ?」 「昭和3年だよ」 「そっかー それなら90歳になるんだね」 「何言ってるの まだ70歳だよ」 「いや〜ボケたね。...
【解449】社員が失敗した時しかりつけていませんか?誠実に頑張ったことを褒めることが大事です
認知症になると新しいことを覚えるのが難しくなります。 それはとても不自由なことかもしれません。 でも裏を返せば、「毎日が新鮮で新しい出来事に満ちている世界を生きる」こととも言えます。 新しいものに出会うということは、たくさんの可能性を生きることでもあります。 新しいものとの出会いには、恐れや不安もあるかもしれません。で...
自律した生き方(藤田)(2019.5.7)-Vol.449- 共生型デイサービス
看板娘のゆうこさんは、毎日が新鮮で、いつも精一杯生きています。 「今、やりたいことは何か」 常に今の時間を大切にして行動しています。 そして基盤にある信念は ・すべてに感謝すること ・自分より人を大切にする思いやりと優しさ ・自分の気持ちに誠実に生きること 善良で、親切で、思いやりがあって、情け深く、利己的にならず、無...
心の内面で繋がる関係(藤田)(2019.5.6)-Vol.448- 共生型デイサービス
高齢者住宅に入居して1年半が経過したおばあちゃんがいます。 朝は住宅からデイサービスまでスタッフと徒歩で通所。 住宅からデイサービスに来ると気持ちが切り替わり、他利用者さんとの会話に花が咲き、家事の手伝いに積極的になり、自然と心と身体が動きます。 デイサービスが終了して、皆さん帰りの支度になると 「私は今日も泊まり?」...
【解445】ご家族同士の絆を育む支援 – 室蘭にある小さなデイサービスより
住宅に入居されている方々は、皆、それぞれ事情はありながらも、住み慣れた家を出て、愛する家族のもとを離れて生活しています。とても寂しく、大きな痛みを抱えていることでしょう。 この記事から、家族の絆を支援することについて考えてみました。 はじめのうちは、入居生活には不安がついてまわります。見慣れた土地を離れ、長く一緒に生活...
受け入れてくれる人の存在(藤田)(2019.5.3)-Vol.445-
住宅に住むおばあちゃんのお部屋はいつも賑やかに飾られています。 季節ごとに飾りを変えて、楽しいお部屋になっています。 ご家族の愛情が感じられます。 住宅に入居してご家族と別々の生活になっても、心の絆は強く残っています。 帰る場所というよりは、自分を受け入れてくれる人の存在があるだけで、心強くなるものです。 苦楽を一緒に...
【解444】恐れは仕事の必要条件。日々初心に立ち返ることで仲間と共に成長できる – 室蘭の小さなデイサービスより
「共生型」デイサービスは、とても特殊です。福祉業界で仕事をしてきた人にとっても、それまでの経験が通用しない未知の領域と感じてしまうほどに。でもそれは、共生型が正しい在り方で、他の事業所はまちがっているということでは決してありません。福祉業界の人たちの中には、利用者さんたちのために懸命に、努力を惜しまず仕事をしている人が...
専門職としての成長(藤田)(2019.5.2)-Vol.444- 共生型デイサービス
共生型のデイサービスに就職したスタッフは介護経験があっても新人同様。 これまでの経験はあまり通用しない、ゼロからのスタートです。 施設での介護経験があるスタッフが打ち明けてくれました。 「今までは(=前の職場)、一人で担当する人数が多くて見守りきれない環境だった。 転ぶのが当たり前のようになり、自分の感覚が麻痺していた...