「さて、今日も頑張りますか」 いつもと変わらず働くことに喜びを感じているおばあちゃんたち。私たちも負けてはいられません。 人が喜ぶと自分も嬉しい。人のために自分が役に立つと元気や勇気が湧いてくる。 人のためにおもてなしをする、人を支えることは自然で当たり前のことで、生きる活力になります。 デイサービスの中では、認知症...
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ブログを書くことは、自分の思いを確かめる作業です。 人間だから、不安や恐れ、迷いがあり、心は揺れ動くものです。不安だから目に見えるもので自分の位置を確かめて縋(すが)りたくなります。だって人間だもの。 自分と繋がっている人たちが、自分らしく生きてるのかな、その人らしさが表現できる環境になっているのかな。 それは、働く環...
自分と対話することは、とても難しいことなのだと思います。 自分の過去を掘り起こすことは、辛い作業です。でも苦難の時こそ、この辛い作業をしなければ、何度も同じことを繰り返してしまうのです。 この辛い作業を乗り越えたとき、今の自分の在り方が納得できる時があります。今のこだわりの理由もわかるのです。 こだわりがなくなると、自...
若い男子学生たちがアルバイトに来る前は、男性職員にメロメロだったおばあちゃんたち。 「最近、ばあちゃんたちは大学生アルバイトのお願い事しか聞かなくなってきた」 男性職員のつぶやき。 職員が家事をお願いしても、言い訳して腰をあげないのですが、若い男子が甘い声で誘うと、軽々と椅子から立ち上がり台所へ・・・。 やはり、おばあ...
冬休みが終わり、子どもたちは学校が始まりました。 1月に入り、インフルエンザや風邪が流行り体調を崩しているお年寄りが多い中、児童はいつもと変わらず元気いっぱい。 午前中はお年寄りだけで比較的静かな空間も、午後になると学校終了後の子どもたちがやってきてサロンが賑やかになります。 「ただいま〜」 「こんにちは〜」 「おかえ...
おたがいサロンのスタッフは児童やお年寄りの真似をするのがとても上手です。話し言葉、声の大きさ、表情、仕草。一つ一つがとても良く似ているのです。 それは、スタッフ一人ひとりが、利用者さんたちと、じっくり向き合い観察し、特徴を捉えている証拠です。 おばあちゃんを目の前にして、本人のモノマネで話しかけると、 「私、そんなんじ...
子どもたちは創作が得意。 おばあちゃんたちが切り貼りして創った貼り絵を活用して、シンコジラの世界を表現しているようです。 おばあちゃんたちは、自分たちが創ったことを忘れているのであまり気にしてはいません。 それが、仲良く過ごせる秘訣かもしれませんね。 (玲) 雪の世界にフラダンス~2月のカフェイベント(その1)(201...
パズルに挑戦していた女の子。そこへおじいちゃんが参戦。頼まれてもいないのに。 「あ〜だ」「こ〜だ」と手も口も挟んでくるおじいちゃん。 女の子は、とても優しいので、おじいちゃんをじっと見守ります。出来上がっていくパズルを前におじいちゃんは、得意気で楽しくなってきます。 女の子がお年寄りに助けられているように見えますが、実...
日々変化しながら、忙しく何かに追われている毎日。ゆっくり後片付けもできないスタッフに代わって、ゆうこさんはいつもお片付け。 呉服屋さんを営んでいた女将さん時代。自分の役割を見つけて、一生懸命働いていた姿が想像できます。 「ゆうこさんは偉いね〜」 「いつも身体動かしていて、元気だね〜」 他の利用者さんやボランティさんたち...
あと10分でお昼ご飯の時間。待ちきれない様子の男の子は、お弁当を出してよいかとスタッフにせがみます。 育ち盛りで、おばあちゃんたちよりも食べるのがゆっくりで時間がかかるので、特別大サービスで1人だけ早弁。 おばあちゃんたちの座るテーブルで1人、お弁当を広げます。 蓋を開けたとたん、男の子は大はしゃぎ。 お母さん手作りの...