介護と看護の対立と調和

介護と看護の対立と調和

介護現場あるあるの話ですが、看護職と介護職の調和が成立しないことが多くあるらしいのです。
介護現場の経営者と話をすると、良く相談されます。
実際に、弊社でも「通じ合え無い」時期があり、介護職の専門性が発揮でき無い時もありました。


代表の私は、看護職であり、看護学校で教育に携わってきました。
看護教育でも臨床現場でも、異常の早期発見・対処、は第一優先の使命なのです
さらに、合併症の発症や悪化の予防も同じくらい大切な使命です。
心や生活も含め全人的にアセスメントを行うのですが、
大切なのは「身体の健康を維持して安心・安全に生活する支援」。

なので、ちょっとでもリスクがあれば、それを正したくなる
安心・安全に過ごせるようにリスク管理してしまう
そう、教育されているのです
どちらかというと、チャレンジより保守的です。

一方、介護職は「その人らしい人生の伴走」が使命のはずです
毎日、選び、行動し、その時感じる感情も含めて寄り添う。
大切なのは「その人らしさ」。
日々、チャレンジだと思います。

どちらも、「人」を大切にしているのですが、内容が異なります。

ただ、介護の現場は医療ではありません。

看護職は介護職の専門性を理解し尊重する姿勢が大切になります。
そして、介護職自身も、自らの専門性を理解し、大切にしたい介護観を持ち
チームの仲間に表現する勇気を持ってほしい。
看護職の大切にしているものと、介護職の大切にしているものを合わせたら
より良い状態で、「その人らしい生き方の伴走」ができるのです。

大切なのは看護職の意見でも、介護職の意見でもなく
眼の前の要介護者とその家族が、どう生きてきたか、これからどう生きたいか
それがもっとも大切な軸であることだと意識して
チームの仲間で、チャレンジを応援しあえる関係性、調和の環境をつくることが
介護現場の経営者として、大切なことだなあと、しみじみ実感しています。

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