家族の勇気と愛ある支え(藤田)(2019.4.15)-Vol.427-共生型デイサービス

家族の勇気と愛ある支え(藤田)(2019.4.15)-Vol.427-共生型デイサービス

家族の勇気と愛ある支え

孤独は病を進行させます。
病が進行すると、自分で適切に判断することが難しくなります。

弱ってきた自分を自覚してきた時、今を過ごすことで精一杯になり、環境を変える勇気はなかなか持てないものです。
家族も、環境を変えることへの不安があります。

デイサービスや介護保険の支援を使い始める時の相談は、「本人と家族の不安の緩和」から始まります。

一緒に将来を考え、安心できる環境に導く支えが必要です。

支えがある環境の中での自由にはなりますが、人の愛を感じられる環境は何よりも効果のある薬になります。

私たちは、知恵を提供しますが、家族の勇気ある行動が本人の一番の支えになるのです。
(藤田)

痛みを分かち合い誠実に向き合う(つるっち)

人間は誰しも年をとっていきます。
そして、年とともに、かつてはできていたことが、次第にできなくなっていきます。

私でさえそうです。
ただでさえ、もともと物覚えが悪いのに、年と共に容赦なく記憶力は減退していきます。
かつては徹夜できていた体も睡眠をとらないとどうにもなりません。
視力も加速度的に落ちて来ており、新聞の細かい字を判読するにも虫眼鏡と老眼鏡なしにはままなりません。

デイサービスにいらっしゃっている方々からすれば、まだまだ若造で40半ばの小童な私です。
でも、そんな私でさえ不安を抱きます。
なかでも、自分自身の記憶力の低下に関しては、恐怖すら覚えることがあります。
「そんなはずはない」と。

そうであるならば、ましてや、私以上に齢を重ねてこられたご高齢の方々にしてみれば、その落胆たるやはかりしれません。
いろいろなことができなくなってしまった自分自身を受け止めるのはとても難しいことです。

また不安と恐れの中にいるのは、本人だけではありません。
それまで苦楽を共に乗り越え、もっとも身近にいてくれる家族にとっても同様です。

だからこそ、まずはじめに「本人と家族の不安を緩和する」ことが大切になってきます。

そして、共に痛みを分かち合い、当人にとって、そしてご家族にとって、これからどうするのが最善かを共に悩み模索します。

こうした中での決断です。何を選び取るにせよ、それは苦しい勇気ある決断にならざるをえません。
だからこそ、不安を少しでも拭うことができ、家族みんなが幸せな生活が送れる手助けができたらと心から願っています。

互いに支え合い、必要とされ、信頼できる愛に基づく人と人との関係がーまさにそれこそが「おたがいサロン」の中心的な理念ではありますがー、不安や恐れという冷え切った心を少しずつ癒してくれるものなのだと思います。

関わるひとりひとりと誠実に向き合いたいと、改めて思わされます。
(つるっち)

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