魔法の種明かしと自由を尊重して見守ること(藤田)(2019.4.16)-Vol.428-共生型デイサービス

魔法の種明かしと自由を尊重して見守ること(藤田)(2019.4.16)-Vol.428-共生型デイサービス

おはようございます。藤田です。
看板娘のゆうこさん、ちょっと油断すると、まか不思議な魔法を発動します。

魔法の種明かしと自由を尊重して見守ること

看板娘のゆうこさんは、毎日、働く女将(おかみ)さん。
脱ぎ捨てられていた上着をせっせとたたんでいます。

なかなか、綺麗にまとまらず、暫くの時間、悪銭苦闘。
なんとか納得する形になり、満足した様子。

ひと仕事した後は、自らお布団に横になり午睡タイム。
ウトウトしながらも、おもむろに入れ歯を外してクッションに隠す場面を発見!!

「いつも、こうして入れ歯を隠しているのか」
感心して見守るスタッフたち。

ゆうこさんのミラクル魔法
「こんなところにメガネが!」「いったいいつの間に?」「いったいどうやって?」
その魔法のタネがわかった瞬間でした。

快適に過ごせるように、自分でできる範囲で行動したいのです。
その思いを尊重して、そっと支える優しい見守りが、私たちにとっても心地よいのだと思います。
(藤田)

自由とユーモアと他者理解

周りの人たちが知らない間に、当人がモノを隠してしまうことは、よくあります。
でもそのことを忘れてしまっているので、当人に聞いてもわからず大騒ぎ、なんてことが。

そんな時、自分の視点をほんのちょっと相手の立場にずらしてあげるだけで、違う世界が見えてきて心にもゆとりが生まれます。

「なんでいつもいつもそんなことして困らせるの!」から、
「そうなんだあ、そうやってるのが心地いいんだね」へ。

イライラや怒りは、相手に対する無理解から生まれてくることが多いです。
(「怒りのコントロール」「アンガーマネジメント」については別の機会に書きます)

ゆとりが持てない状況だと、なおのこと「相手のことを考える」ことができなくなり悪循環に陥ってしまいます。
それはとても悲しいことです。

そうなってしまうと、「面倒事を減らそう」と「相手を管理しよう」としてしまいます。

でもどんなに病気になっても、認知症が進んだとしても、「誰かに管理」される人生は悲しい気がします。
自由は、人としての喜びに直結していると思うのです。

だから、おたがいサロンには、「人を管理する」という発想がありません。
ひとりひとりの「自由」を可能な限り尊重します。

「自由な環境」を保障するのは、現場にいるスタッフにとって簡単なことではないです。
常に周りに気を配りつつ、ひとりひとりと向き合わなければならないわけですから。

でもだからこそ、毎日、想定外のことが起こります。

おたがいサロンのスタッフが「すごいな」と思うのは、そうした想定外も含めて楽しんでしまうからです。
どんなできごとも「ユーモアに変える」のが本当にうまいな、といつも感心させられます。

そんなスタッフと利用者さんたちの関係を見ていると、

「人が生きていくうえで大切なことって何だろう?」
「相手を理解するってどういうことなんだろう?」

本当にたくさんのことを考えさせられます。
(つるっち)

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子育て中の方は、とても働きやすいと思います(お子さん連れでの勤務okとか・・・)

共生型デイサービスおたがいサロンでは、今年4月から一緒に働いてもらえるスタッフ(正社員/パート)さんを募集します。「北海道の働く女性応援プロジェクト」(北海道新聞社主催)企業部門「準グランプリ」受賞。女性が働きやすい職場を評価していただいたことにスタッフ一同大喜び↓資格や経験は不要、年齢も問いません。ただし車の普通免許を持ってて送迎業務に支障がなければ。子育て中の方も安心。お子さん連れて来ての勤務も可!(いや、むしろ大歓迎!)「送迎業務が可能である旨も強調して下さい」とスタッフかわちゃんにつっこまれた...
北海道の働く女性応援プロジェクト【HATAJOラボ】の企業部門で準グランプリに輝いた(北海道新聞社主催)。ご縁があって雑誌porocoの編集長 福崎里美さんの推薦をいただき応募した。「すご〜い!!」「しばらく前に、うち(=おたがいサロン)の働きやすい環境って何?、とかきいていたやつですか?」結果を伝えると、職員も一緒に大喜び。おたがいサロンでは当たり前のことが、他では違うこともある。でも、会社の中にいると何が違うのかよくわからない。特別な何かをやってるという実感もない。きっと、他の会社も同じような取り組みを...

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