住宅に住むおばあちゃんのお部屋はいつも賑やかに飾られています。 季節ごとに飾りを変えて、楽しいお部屋になっています。 ご家族の愛情が感じられます。 住宅に入居してご家族と別々の生活になっても、心の絆は強く残っています。 帰る場所というよりは、自分を受け入れてくれる人の存在があるだけで、心強くなるものです。 苦楽を一緒に...
幸せ( 5 )
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「共生型」デイサービスは、とても特殊です。福祉業界で仕事をしてきた人にとっても、それまでの経験が通用しない未知の領域と感じてしまうほどに。でもそれは、共生型が正しい在り方で、他の事業所はまちがっているということでは決してありません。福祉業界の人たちの中には、利用者さんたちのために懸命に、努力を惜しまず仕事をしている人が...
共生型のデイサービスに就職したスタッフは介護経験があっても新人同様。 これまでの経験はあまり通用しない、ゼロからのスタートです。 施設での介護経験があるスタッフが打ち明けてくれました。 「今までは(=前の職場)、一人で担当する人数が多くて見守りきれない環境だった。 転ぶのが当たり前のようになり、自分の感覚が麻痺していた...
時間はどんな人間にも平等に与えられています。それをどう使うかは、その人次第。 ゲーテの言葉がふと脳裏をよぎります。 「急がずに、だが休まずに」(ohne Hast, aber ohne Rast) この記事↓から、お年寄りが教えてくれる「今を生きる」ことの大切さについて令和初日は考えてみました。 1.時間は貴重な神様か...
人生振り返ってどう思うのか。 「いろいろあったけど、私の人生良かったよ」 しわしわの顔で、真面目な表情で、多くのおばあちゃんたちが話してくれる。 いろんなことを精一杯頑張って乗りこえてきた。 だから、自分の生き方を受け入れ、自分を愛することができる。 そして、幸せそうに見える。 お年寄りは、愛のある眼差しで、若い人の人...
おたがいサロンには、他のデイサービスと異なり、あらかじめ決まったプログラムがほとんどありません。その時々の利用者さんの気持ちや「やりたい」を優先します。 今日は、以下の記事から自由と自律について考えてみました。 「今日は天気がいいからおでかけしたいね」 「パフェ食べたい」 もちろん、ひとりひとりの「やりたい」すべてをか...
とても天気の良い春の日差し。 お出かけしたくて、ウキウキ気分。 皆で、パフェを食べにいきました。 贅沢なおやつの時間。 いつもと違う環境に不安になることもなく、美味しそうなデザートを前に、微笑みがとまりません。 素直に「嬉しい」を表現している様子を見守れるのが幸せです。 足腰の不自由なお年寄りを、大人数受け入れてくださ...
生きていてよかったと感じる出来事があった時、この世に生を与えてくれた両親やご先祖様に自(おの)ずと感謝するものです。 そして、自分の人生を経験できるこの社会を創り上げてくれた人生の先輩達を尊敬し、感謝の気持ちが湧いてきます。 おたがいサロンの紳士的なおじいちゃんたち。 戦後の大変な時期に、懸命に仕事に取り組み、今ある社...
手作りのパターゴルフです。 ゴールはダンボールを切って、味噌のケースで作ってあります。 パターはお菓子が入っていた筒や、味噌のケースを組み合わせ、新聞紙を丸めた棒で一工夫。 手作りのものでも、お年寄りは楽しそうに挑戦して身体を動かしています。 子どもたちも一緒に遊んでいます。 おたがいサロンはビンボーサロンなので、スタ...
おばあちゃんたちと一緒に洗濯ものを干しています 自分のできることに挑戦してみる できないことは、教えてもらいながら 何回も繰り返し、繰り返しの経験 人それぞれのペースに合わせて 根気よく、何度も教えるスタッフとおばあちゃんたち できなくても、お手伝いしてくれたことに 「ありがとう」 「えらいね〜」 「できたね〜」 大人...