お年寄りとおしゃべりに遠慮することなく、「死ぬまでにやりたいことはある?」と聞いてみます。 ほとんどの方は 「もう十分、いつ死んでもいいのに、迎えがこない」 そう答えます。 なかなか、あの世に先に行った奥さんや旦那様は迎えにきてくれないものだと、もしかしたら、あの世で素敵な伴侶を見つけているかもしれないと、笑って話して...
otagai-salonの記事一覧( 27 )
アルバイト1名が大学活動が忙しくなり、アルバイトを辞めることになりました。 おたがいサロンの勤務はシフト制なので、職員一同が揃うことは難しいのです。そのため、チャットワークで情報共有しています。 大学生が辞めるお知らせがあったのち、職員一人ひとりから学生へのメッセージがありました。週1回程度一緒に仕事をしているだけなの...
おばあちゃんたちのお茶碗洗いを真似てお手伝い。 ニコニコしながら楽しんでいます。 まるで水遊び気分。 少しづつお手伝いができるようになってきました。 (藤田) おたがいサロンからのお知らせ 蕎麦打ち名人髙橋さんによるおいしいお蕎麦を食べよう~5月のカフェイベント ■ 蕎麦打ち名人髙橋さん(室蘭八丁平 商工八の会会員) ...
おたがいサロンのお年寄りは飴玉を口に頬張り、お茶をすすりながら世間話に花が咲きます。 「息子たちが遊びに来たら、また来たのかいって言ったらだめだよ。よく来たねって言わないと」 「おばあちゃんは何年生まれ?」 「昭和3年だよ」 「そっかー それなら90歳になるんだね」 「何言ってるの まだ70歳だよ」 「いや〜ボケたね。...
■ 蕎麦打ち名人髙橋さん(室蘭八丁平 商工八の会会員) 摩周湖のそば粉で水道水を使わず 「おいしくなーれ」と心を込めて髙橋名人が打つ 美味しいお蕎麦をみんなで食すイベント そば打ち体験あり (数に限りがございます) ■日時:2019.5.20(水) 11:00~14:00 ■入場無料 ■お問い合わせ:おたがいサロン 0...
「今、この時」を大切にする。小さいころからいたるところで耳にするこの言葉。 でも実際、自分自身を振り返るとき、「大切にできてない」ときが多いなあというのが、本当のところだったりしませんか。 今日は、こちらの記事(お花見~「また今度」はないかもしれないから「今」を大切にします(藤田)(2019.5.8)-Vol.450-...
今年はいつもより早めに桜が咲きました。 ゴールデンウィーク中にはどこもかしこも満開。 お天気の良い日にみんなでお花見ドライブ。 何か理由をつけて、とにかく外に出ると気分が変わる様子で皆さんの笑顔が増えます。 もしかしたら「来年の機会」は無いかもしれない。 「また今度」はないかもしれない。 だから、「今」やりたいこと、で...
認知症になると新しいことを覚えるのが難しくなります。 それはとても不自由なことかもしれません。 でも裏を返せば、「毎日が新鮮で新しい出来事に満ちている世界を生きる」こととも言えます。 新しいものに出会うということは、たくさんの可能性を生きることでもあります。 新しいものとの出会いには、恐れや不安もあるかもしれません。で...
看板娘のゆうこさんは、毎日が新鮮で、いつも精一杯生きています。 「今、やりたいことは何か」 常に今の時間を大切にして行動しています。 そして基盤にある信念は ・すべてに感謝すること ・自分より人を大切にする思いやりと優しさ ・自分の気持ちに誠実に生きること 善良で、親切で、思いやりがあって、情け深く、利己的にならず、無...
高齢者住宅に入居して1年半が経過したおばあちゃんがいます。 朝は住宅からデイサービスまでスタッフと徒歩で通所。 住宅からデイサービスに来ると気持ちが切り替わり、他利用者さんとの会話に花が咲き、家事の手伝いに積極的になり、自然と心と身体が動きます。 デイサービスが終了して、皆さん帰りの支度になると 「私は今日も泊まり?」...
安心できる環境では、人は自由に伸び伸びと生活できます。やりたいことに集中できるものです。 「共生型」デイサービスでは、お年寄りと児童の関係性が、互いによい影響を与えます。 今日は、この記事(勇気を育てる~共生型デイサービスの魅力(藤田)(2019.5.5)-Vol.447-)から、安心してくつろげる環境がもたらす影響に...
お年寄りが子どもたちと生活を共にする「共生型」デイサービスだからこその微笑ましい風景。 それは、お年寄りにとっても、児童にとっても、よい影響をもたらします(→)。 勇気を育てる~共生型デイサービスの魅力 お年寄りが子どもたちと生活を共にする「共生型」デイサービスだからこその魅力を紹介します。 学校の放課後にサロンに来る...
どんな些細なことであっても、自分から何かをやりたいと思い、実行できる環境は、皆を元気にします。 下の記事を私なりに整理してみました。 ポイント: 1.「やらされる」ではなく、「やりたい」が「やれる」はその人も周りの人も元気にする 2.「手伝って」「助けて」が許される環境は「おたがいさま」という自由な関係性の上に成り立つ...
「さて、今日の新聞は・・・」 新聞を広げて熱心に見つめているゆうこさん。 記事を読んでいるのか、包装紙として紙を広げているのか・・・。 こんなに真剣な時でも、顔を覗き込むと 「なんですか〜(笑)」 笑顔で答えてくれます。 みつこさんは、洗濯物をたたんでほしいとお願いすると 「いいよ〜」 笑顔で引き受けてくれます。 視力...
住宅に入居されている方々は、皆、それぞれ事情はありながらも、住み慣れた家を出て、愛する家族のもとを離れて生活しています。とても寂しく、大きな痛みを抱えていることでしょう。 この記事から、家族の絆を支援することについて考えてみました。 はじめのうちは、入居生活には不安がついてまわります。見慣れた土地を離れ、長く一緒に生活...
住宅に住むおばあちゃんのお部屋はいつも賑やかに飾られています。 季節ごとに飾りを変えて、楽しいお部屋になっています。 ご家族の愛情が感じられます。 住宅に入居してご家族と別々の生活になっても、心の絆は強く残っています。 帰る場所というよりは、自分を受け入れてくれる人の存在があるだけで、心強くなるものです。 苦楽を一緒に...