時間はどんな人間にも平等に与えられています。それをどう使うかは、その人次第。 ゲーテの言葉がふと脳裏をよぎります。 「急がずに、だが休まずに」(ohne Hast, aber ohne Rast) この記事↓から、お年寄りが教えてくれる「今を生きる」ことの大切さについて令和初日は考えてみました。 1.時間は貴重な神様か...
不安( 2 )
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人生振り返ってどう思うのか。 「いろいろあったけど、私の人生良かったよ」 しわしわの顔で、真面目な表情で、多くのおばあちゃんたちが話してくれる。 いろんなことを精一杯頑張って乗りこえてきた。 だから、自分の生き方を受け入れ、自分を愛することができる。 そして、幸せそうに見える。 お年寄りは、愛のある眼差しで、若い人の人...
おたがいサロンには、他のデイサービスと異なり、あらかじめ決まったプログラムがほとんどありません。その時々の利用者さんの気持ちや「やりたい」を優先します。 今日は、以下の記事から自由と自律について考えてみました。 「今日は天気がいいからおでかけしたいね」 「パフェ食べたい」 もちろん、ひとりひとりの「やりたい」すべてをか...
生きている人は、一人ひとり輝いています。 瞳をじっとみつめて、心の中を覗いてみたら、眩しいほどの輝き。 その輝きに、人は支えられています。 すべての人の命は、すべての人に愛される存在。 必要のない命なんて、存在しないのです。 今、目の前にいる人に、伝えたい思いがあったなら、誠実に、正直に、優しく。 今の時間を、貴重な出...
家族の勇気と愛ある支え 孤独は病を進行させます。 病が進行すると、自分で適切に判断することが難しくなります。 弱ってきた自分を自覚してきた時、今を過ごすことで精一杯になり、環境を変える勇気はなかなか持てないものです。 家族も、環境を変えることへの不安があります。 デイサービスや介護保険の支援を使い始める時の相談は、「本...
お年寄りの「今」は過去の積み重ね。 数えきれないほどの、「今」を積み重ねてきました。 楽しいと感じる「今」が沢山あったのだと思います。 それ以上に悲しい、辛いと感じ不安で前が見えなくなるような「今」もあったでしょう。 誰もが楽しい「今」でずっとあってほしいと願っています。 でも「悲しい」「辛い」を乗り越えるから「嬉しい...
何かを失ったとき、人と別れたときなど、悲しみや不安を感じます。 これまでの人生の中で何度も別れや喪失がありました。経営者になりたての頃は、職員が退職する度に落ち込み、涙していたものです。プライベートでも、手の届かない存在をずっと追い求めていました。 悲しみや喪失感が強いときには、それだけ自分がその人や物に依存していて、...
ブログを書くことは、自分の思いを確かめる作業です。 人間だから、不安や恐れ、迷いがあり、心は揺れ動くものです。不安だから目に見えるもので自分の位置を確かめて縋(すが)りたくなります。だって人間だもの。 自分と繋がっている人たちが、自分らしく生きてるのかな、その人らしさが表現できる環境になっているのかな。 それは、働く環...
過去を受け入れ、今をみつめ、必要のないものは手放し未来に進む。 するといつか手放した過去が、感謝に変わる時があります。 悲しくて、辛い感情に飲み込まれそうになっていても、前に進む力は誰もが持っています。 孤独を感じても、振り返ると多くの人に見守り、支えてもらっていたことに気づく時がきます。 いつまでも、過去の感情に拘り...
人は悩んでいる時、心の中に答えがあるような気がします。 私自身もすでに答えがある。でも何かに執着していて手放せないから悩んでいる時があります。 そんな時は、信頼できる人とおしゃべり。悩んでいることや、心の中にしまわれている本当の思いが言葉となって引き出されると、答えが見えてくるものです。あとは行動に移すかどうか自分の問...