尊敬( 12 )

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地震3日目-9月8日(土)(藤田)(2018.9.13)-Vol.213-
電気が復旧し、ほぼ通常の生活に戻りました。デイサービスにはいつものお年寄りの笑顔が。 「地震すごかったね」 スタッフがお年寄りに話しかけます 「知らないな〜」 「地震?地震なんて無いよ」 「あったよ〜、目覚めなかったの〜?」 「地震はなかったよ。あんたの心が揺れているんだ」 「あんなに揺れたのに、起きないなんてよっぽど...
地震2日目-9月7日(金)(藤田)(2018.9.12)-Vol.212-
夜中のうちに、お隣の建物は電気が復旧しているのに、おたがいサロンは相変わらず停電。 だからこそ、いつもの顔なじみのスタッフと笑える、日常の時間を提供したいと思い、希望者だけデイサービスに来ていただきました。 いつもと変わらないお年寄りの元気な笑顔に、こちらのほうが癒やされます。 電気が復旧しているお隣のデイサービスから...
地震1日目-9月6日(木)(藤田)(2018.9.11)-Vol.211-
夜中の3時に、建物が崩れるのではと思うほどの大きな揺れ。同時に停電し施設内は非常灯の明かりのみになります。地震に気づかなかったのは入居者8名のうち、おばあちゃん2人とおじいちゃん1人。流石です。 地震で目覚めた5名のお年寄りはお部屋から出てきて、驚きを隠せない様子。私と他役員、職員は停電で自宅の中も落ち着かない状況で、...
素敵なお母さん(藤田)(2018.9.3)-Vol.203-
さりげなくエプロンを差し出すと 「何?仕事かい?」 と言いながら袖を通し、仕事モードのスイッチが入る二人。 八百屋の店番、高台レストランのウェイトレス、ご飯盛り付けそして茶碗洗となんでもこなす。とても優秀な助っ人です。 二人の仕事ぶりを見ていると、素敵な優しいお母さんだったのだろうなと感じます。 物忘れはご愛嬌。忘れて...
一人ひとりが大切な存在(藤田)(2018.8.29)-Vol.198-
人の価値は何かができるできないでは決められません。認知症で物事を忘れてしまっても、病気で身体に障害があっても、生活は不自由になるかもしれませんが、それはけして悪いことではありません。 私はお年寄りからどれだけ励まされたことでしょう。 泣きたい時、逃げ出したい時、そんな辛い感情にそっと優しく寄り添い 「大丈夫。今を楽しみ...
幸せの種まきと役員たちの思いの実現(藤田)(2018.8.26)-Vol.195-
私は、看護師として病気や障害などの事情で生活に支援が必要な方々をお預かりして、それぞれの家族が幸せになるお手伝いがしたいという思いから「おたがいサロン」をはじめました。沢山回り道をしながら、10年近くの時間をかけて、その思いと願いが具体的な形になりました。 利用して下さるお年寄りや子どもたちは、輝くような個性を持ってい...
「高台レストラン×夏休みだよ!ちょっとおかしな子ども食堂2018」無事終了(藤田)(2018.8.24)-Vol.193-
「高台レストラン×夏休みだよ!ちょっとおかしな子ども食堂2018」が無事に終了しました。 地域のお年寄りや、お母さん、お父さんたちがお子さま連れでの参加、またふらりと来てくださった方々、たくさんの方々が足を運んで下さり限定30食があっという間に完売。 白鳥台から中島までは遠くて外食に行けないお年寄りは、プロのシェフの料...
友情の結び方(藤田)(2018.8.18)-Vol.187-
おたがいサロンのスタッフは利用者さんであるお年寄りと親友になります。親友になる方法は極々あたりまえのこと。 お会いできたことに、そして人生の中の貴重な時間を一緒に過ごせることに対する感謝、相手への感謝から始ります。 感謝とともに、これまでの人生経験を尊重し、お年寄りを一所懸命に知ろうとします。 認知症で記憶が曖昧だった...
笑顔の裏の涙(藤田)(2018.8.12)-Vol.181-
おじいちゃんもおばあちゃんも、皆優しくて、いつも笑顔で、ユーモアがあって、愛情に溢れています。 私たちスタッフはいつも、その恩恵を受けて楽しく過ごすことができるし、毎日頑張っていられます。 おじいちゃん、おばあちゃんの時代背景を考えると、戦争で家族や知人を亡くしたり、食べるものも満足になく空腹に耐えた時期があったり、親...