デイサービスの翌日分の準備は、お年寄りの毎日の日課。 スタッフ「さあ。今日のお仕事ですよ。名札の整理、お願いね」 おばあちゃん「だめって言ったらどうするの?(笑)」 スタッフ「だめって言っても知らん顔するから大丈夫(笑)」 おばあちゃん「それが一番だねえ(笑)」 相手を気遣いながらも、気兼ねなくおしゃべりができる関係で...
認知症( 2 )
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「今」自分の中に芽生えた感情を、その都度、言葉にするということはとても大切なことです。 今日は下の記事を私になりに整理します。 今日の話のポイントは3つです。 1感情を具体的に表現することのメリット 2おたがいサロンのお年寄りや子どもたちは素直に感情を表現する理由 3感情を言葉にして伝えることで信頼の絆は強まる 感謝の...
おばあちゃんたちと一緒に洗濯ものを干しています 自分のできることに挑戦してみる できないことは、教えてもらいながら 何回も繰り返し、繰り返しの経験 人それぞれのペースに合わせて 根気よく、何度も教えるスタッフとおばあちゃんたち できなくても、お手伝いしてくれたことに 「ありがとう」 「えらいね〜」 「できたね〜」 大人...
生きている人は、一人ひとり輝いています。 瞳をじっとみつめて、心の中を覗いてみたら、眩しいほどの輝き。 その輝きに、人は支えられています。 すべての人の命は、すべての人に愛される存在。 必要のない命なんて、存在しないのです。 今、目の前にいる人に、伝えたい思いがあったなら、誠実に、正直に、優しく。 今の時間を、貴重な出...
お年寄り、子どもたちがデイサービスの環境に慣れてくると、自然と笑顔が増えていきます。 人とのふれあい、繋がりは、人を変える力があるのだと感じます。 利用者さんとスタッフ、利用者さん同士、ボランティアさんとの繋がり。 いつまでも人には変わる可能性があるのだと知ることができます。 新しい環境に挑戦することは、勇気が必要です...
おはようございます。藤田です。 看板娘のゆうこさん、ちょっと油断すると、まか不思議な魔法を発動します。 魔法の種明かしと自由を尊重して見守ること 看板娘のゆうこさんは、毎日、働く女将(おかみ)さん。 脱ぎ捨てられていた上着をせっせとたたんでいます。 なかなか、綺麗にまとまらず、暫くの時間、悪銭苦闘。 なんとか納得する形...
家族の勇気と愛ある支え 孤独は病を進行させます。 病が進行すると、自分で適切に判断することが難しくなります。 弱ってきた自分を自覚してきた時、今を過ごすことで精一杯になり、環境を変える勇気はなかなか持てないものです。 家族も、環境を変えることへの不安があります。 デイサービスや介護保険の支援を使い始める時の相談は、「本...
アルバイトの大学生とおばあちゃんが一緒に午後のコーヒーを人数分準備しています。 おたがいサロンには、お客様はいません。 手の空いている人がお手伝いする。 忙しそうであれば、手も口もだす。 人の存在を気にとめ、誰かを支えたい、そんな思いが溢れる人ばかりです。 大学生にアルバイトについての思いを聴いてみました。 「普段、接...
「今日はお風呂に入らないよ」 デイサービスに来ても入浴はしたくない。そんな気分の時もあります。 でもお風呂に入らないと、家族に怒られる。 そう思ったおばあちゃんは、カバンから本日の着替えを取り出し、お風呂に入って着替えたかのように偽装工作。 「家に帰ったらうるさいから、黙っておいて」 長年生きてきた知恵(笑) 物忘れは...
おたがいサロンのスタッフは児童やお年寄りの真似をするのがとても上手です。話し言葉、声の大きさ、表情、仕草。一つ一つがとても良く似ているのです。 それは、スタッフ一人ひとりが、利用者さんたちと、じっくり向き合い観察し、特徴を捉えている証拠です。 おばあちゃんを目の前にして、本人のモノマネで話しかけると、 「私、そんなんじ...